正月の2日3日のために、テレビの受信料を払っているようなものだ。例年のように新春箱根駅伝競走を見ていた。東海大学が新記録で初優勝。最近の箱根はスピードレースになっている。過去の栄光を背負ったチームがシード権すら取れていない。早稲田、日大、明治、中央といった古豪チームがシード落ちになった。本当に激戦になってきている。
そんな中で、わが法政大学は昨年の記録を上回って6位でゴール。見事にシード権を獲得できた。応援するOB職員にとって、満足のいくレースが展開できている。10時間3分57秒は、昨年の青山学院大学の優勝タイムに近い記録だ。
対照的に、10時間10分39秒でシード権を取れなかった中央大学と早稲田大学は、昨年6位の法政大学とほぼ同じタイム。昨年ならば、楽々とシードがもらえるタイムだ。近年の箱根駅伝は高速レースになった。筋トレやストレッチの導入、栄養学的な配慮など、各チームとも練習方法が改善がされてきたからだと思う。
その結果、箱根経験者の設楽選手や大迫選手のように、世界的に活躍できるランナーが箱根駅伝から育ってきている。わたしたち素人ランナーも、箱根出場チームの練習方法を取り入れたほうがよいのだろう。早速、昨年末からトレーニング方法を変えて、3月3日の東京マラソンに備えている。丁寧なストレッチとボディケア、栄養的な配慮である。
それにしても、法政大学は、選手の層が厚くなってきている。3年連続のシード権獲得は立派である。かつての徳本選手のように目立った選手はいなくなったが、安定して走れるランナーが増えている。部内での競争も激しくなっているのだろう。
さて、神戸から遊びに来ていた長男家族が昨夜で帰宅。わが家での恒例の「三が日パーティ」も終わった。本日から、年度はじめの仕事が始まる。本日は、自宅にて院生のプロジェクト報告書の第二回添削作業。4人分あるので、各自一時間。午前中には赤字原稿を返送できるだろう。
午後には、江戸川土手まで走りに出る予定だ。元旦から4KM、2日が5KM、昨日は11KMを走っている。長男も次男も、高砂滞在中に、毎朝、江戸川や柴又帝釈天まで走っていた。子供たちには負けていられない。
昨夕は、スカイツリーに落ちる夕陽がきれいだった。葛飾区高砂に移ってきてから、新しい下町の自然を発見している。ここは、水辺の景色が美しい。江戸川ぼ河川敷に広がる青い空と河川敷の緑。水元公園の水べの青。そして、柴又帝釈天の木造建築物や参道に軒を連ねている古い店構え。下町での新しい生活が始まっている。