表題から結果はおわかりいただけたと思います。本日、9時45分をもってピロリ菌との闘いは終了しました。待合の廊下で待つこと30分。0061番の番号札が呼ばれ、外科の2番診察室に入りました。扉を開けるなり、担当の玄医師に、「おめでとうございます」とにこやかに祝福されました。
「完璧に(ピロリ菌が)死にましたね」と、医師から呼気法の検査結果を示されました。試験の正式名称は、尿素呼気試験。測定値は、0.3(単位は不明)。除菌成功の標準値が、2.5だそうで。境界値の10の一でした。
通常は、除菌成功とは言っても、一桁になることはあまりないそうです。わたしの場合は、最初が血液検査だったので、比較数値がありません。不成功の場合でも、一次除菌で数値がある程度は低下するそうです。それにしても、基準値の2.5をはるかに下回っていました。直感はまちがっていなかったわけです。
そうはいっても、病院の廊下で30分ほど待っている間は、どきどきでした。わたしの前に4人の患者が順番待ちしています。時間がなかなか経過しません。二次除菌を宣告された場合、アルコールを30日抜くことになります。再除菌を宣告されるときの覚悟を決める準備をしていました。なんとも重苦しい気持ちです。
ご覧の通りで、結果はピロリ菌の完全除去に成功。安堵しました。家族や知り合いには、さっそくメールをしてあります。「おめでとうございます!夕方は祝杯ですね」と家族からは返信がありました。
ピロリ菌を除去できたら、友人たちとお祝いをすることになっています。うなぎの藤田屋や川勇、清澄白河のワインバーなど。しかし、除菌成功をさかなに、またしてもアルコール漬けになってしまいそうです。でも、これだけどきどきしたのだから、しばらくはアルコールを浴びるように飲んでよかでしょ。
これにて、ピロリ菌との闘い、8回のシリーズを終わりました。おかげさまで、ピロリ菌との闘いはハッピーエンドになりました。