ネズミさんたちとの闘い、その後のご報告です。土曜日に、ネットで購入した「ネズミの引っ越しDX」が到着しました。早速、玄関上の廊下のコンセントに装着しました。ちょうど一階に設置した「ペストイレーザー」の真上の位置になります。周波数は異なるはずなので、機器間の共鳴が心配でした。
1週間前からは、かみさんがホームセンターで購入したマシン(超音波ネズミ撃退マシン)が、わたしの部屋の真ん前に置いてあります。これで、三台がセットされたことになります。ネズミの引っ越しDX、ペストイレーザー、ネズミ撃退マシン。強力な電磁波が家中に反響しているはずです(わたしの目には見えないので、、、)。
最高に頼りになりそうな「ネズミの引っ越しDX」の説明書には、「屋根裏において使用してください」と書いてありました。残念なことに、わたしには屋根裏に入り込む勇気も、侵入する昇降手段もありません。そもそも屋根裏にはコンセントはついていません。床の壁から延長コードでつないだら、屋根裏と床とに隙間が生まれます。
屋根裏に静かにしているクマネズミさんが、地上の床に降りてくる危険を冒すことなります。そんなことを、かみさんが許してくれそうにありません。わたしも気持ちが悪くて、断じてそのようなリスクは取れませんでした。
というわけで、三台の超音波発生マシンで、いまはクマネズミと戦っています。どうやら効果は出ているらしいのです。この一週間、屋根裏からも洗面所の壁からも、ネズミがごそごそ動いている物音がしなくなっています。
ただし、ひとつだけ深刻な問題が発生しています。とくに、三代目のネズミの引っ越しDXを導入してから、わたしの耳鳴りがはげしくなっているのです。”キーン、キーン、キーン”という甲高い音がするのです。高周波の電磁波が、廊下に反響しているようなのです。
引っ越しDXの説明書には、「まれに赤ちゃんや小さなお子様には、機器から出る高い音が聞こえることがあるようです」とありました。わたしは十分に年寄りだと思っていますが。そんなことを考えていたら、この道の専門家、監視カメラ会社・エースワンの岩崎秀樹社長から、つぎのようなメールをいただきました。
「小川先生の耳がお若いんですね。高周波は年齢に応じて聞こえることすらなくなるはずですから」
岩崎さんは、実務でネズミの駆除も仕事にしています。もしかすると、わたしが電磁波の高音を感知できるということは、本当に若いという証拠ではないでしょうか?
そういえば、この音は、健康診断の聴覚検査で聞る音に近い感じなのです。しかし、喜んでいいのやら、悲しんでいいのやら。
結局、昨夜からは、わたしの部屋の前の撃退マシンは電源をオフにしています。それでも、ネズミの引っ越しDXからの超音波は、いまだに廊下に反響して聞こえています。そのうちに体調を壊してしまったらなんにもなりません。
このあとは、この問題にどのように対処すべきか? クマネズミのせいで、耳に痛いことが続きます。