クマネズミとの闘い、100日戦争(1)

 クマネズミとの全面戦争に突入したようだ。正月休みの騒々しさに負けて(親戚7家族20人がわが家に集合)、いったんは退去したように見えたクマネズミだが、一昨日からまた戻ってきたらしい。「今回は洗面所の壁面から物音がする」とかみさん。この家は住みごこちがいいのだろう。

 

 ふだんは玄関の天井裏からなのだが、「前から洗面所でもクマネズミが移動する音がしてた」とのこと。がさごそと物音がするエリアは、西側の狭いブロックに限定されている。一か月ほど前、調査に来てくれた駆除業者は、「(ネズミの)侵入口は確認できませんでした」と言っていた。

 しかし、意地悪く考えてみると、侵入口の存在を示してしまえば、業者の仕事はなくなってしまう。素人でも、1.5センチの侵入穴を塞いでしまえば、ネズミ駆除費用(100万円也)は請求できなくなる。たとえ発見したとしても、困っている客にはその場では侵入口を教えることはないだろう。

 迷惑動物・害虫の駆除は、「恐怖ビジネス」である。時間が経過しても、こちらが何もしなければネズミはいなくはならない。放置しておけば、そして顧客の恐怖心が募ればつのるほど、高い金額を請求しやすい。うまい商売だ。簡単に業者が駆除方法を教えてくれはしない。

 

 本日、わたしたちがとりあえず、できる範囲でとった方策は、

(1)侵入口と疑われる隙間を粘着テープで塞いだ。

  乾燥機用ダクトと西壁の隙間に亀裂(一センチの隙間)が入っている。

(2)超音波ねずみ駆除器(「ねずみの引越しDX」)をネットで購入した。

  一台9980円(税抜き、送料別)で、撃退不可の場合の返金保証付き。

(3)ホームセンターで、これからネズミ用の忌避剤を購入してくる予定。

  家の外周4面に、小さなネズミならばくぐれそうな空気口が空いている。

  侵入口の可能性がある空気穴の前に、ネズミ忌避剤を設置するつもりでいる。

 

 さて、ブログで「クマネズミの撃退法を教えてください!」(2017年12月25日)とお願いしたら、3人の方が親切なアドバイスをくださった。大西正也さん、坂崎潮さん、松村亮佑さんの3人。皆さんからいただいたアドバイスには深く感謝します。

 その中で、ご自身の経験を丁寧にメールで教えてくださった松村さん(自由が丘フラワーズ)の駆除方法について紹介したい。わたしたちも、これを参考に、ネズミを完全に排除するまで(完全に駆除は不可能なようだが)、ふたりで知恵を絞ってクマネズミと戦っていく所存です。

 「クマネズミとの闘い、100日戦争」への決意表明でもありました。

 

 

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小川先生

 

先日の父の葬儀の際は過分なるご配慮を頂きありがとうございました。
お陰様で無事、見送ることが出来ました。

 

さて、ブログに出ていたネズミの件ですが、弊社(出荷場)の例をお伝え致します。

 

●築40年以上の倉庫風建物に入居しておよそ13年になります。
・入居後すぐにカーネーションがネズミに食べられる被害を確認し、板橋区の駆除業者に相談
 →侵入経路と思われる場所をある程度塞ぎ、毒エサを置く対策
  →何もなければ月1回来てチェック、顕著に出現した場合はいつでも来る契約で月額1万円
   →数年はある程度、沈静化しました(ほぼ気づかない程度)

 

・しかしおよそ5年ほど前、いきなり大発生(人間の目にも触れるほど)
 →上記の業者が頼りにならないと判断し、ネットで別の業者に依頼
  →「1回10万円で捕獲作戦をやります」とのこと、深夜に会社のフロア全域に捕獲シートを
   敷き詰め、翌朝、大量に捕獲できるはずとのことでしたが結果は2匹のみ。
   悪びれずに業者はお金を受け取って帰って行きました。THE悪徳業者。

 

 →最初の業者(月1万円)に改めて困っている旨を訴えたところ、ようやく本腰を上げて
  建物内外の侵入経路と思しき場所を数日にわたりくまなく捜索。(無料)
  →ようやくネズミの巣となっている個所を特定し、その入り口を完全に塞いだところ、
   ここ最近は沈静化しています。

 

結論としては、未来永劫、完全に退治することは不可能ですが、良質な業者と出会えれば
それなりの対症療法的効果は得られると思います。

尚、弊社が頼んでいる会社はこちらです。
http://www.kkmiyako.com

 

白井市がサービス可能エリアかどうかは不明ですが、問い合わせてみられては如何でしょう。

 

はなどんやアソシエ/株式会社自由が丘フラワーズ
松村亮佑(Ryosuke Matsumura)