本日(10月20日)は、父・小川久の命日でした。

 親父が生きていれば、96歳です。同じく、伯父の珍田武蔵が生きていれば、98歳です。秋田県の同級生でいまも健在のかたもおられます。しかし、一般的にいえば、昔の人は早死にでした。わたしたちは、何歳まで生き延びることができるでしょう?

 

 厚生労働省の予測では、今のこどもたち(~10歳)は、半分が100歳を超えて生きるらしいですね。それから見れば、父は60歳で、伯父は70歳を前にしてなくなっています。とても短命です。小川家系の親戚でも、ほとんどが50歳代であの世に行っています。

 わたしたちの世代は、それでも70歳を超えて生きていますが。不安は、突然に訪れるガンや心疾患、脳梗塞です。そして、静かにやってくる認知症。こちらは、兄弟、親類にとってたいへんです。大きな社会問題になっています。

 

 それにしても、自分はどうなるのか?あと三日にて66歳になります。ここまで生き延びるとは思ってもみませんでした。その幸運を喜びたいと思います。いまは健康でいるわけなので、そのうえで、「世の中のために、もっともっと意味のある仕事をしてください」との声が聞こえてきます。

 「そんなにいつまでも頑張れないです!」と半分の自分がささやいています。そろそろ仕事もスローダウンをして、手を抜いてみたくなります。わたしには、そんなに残された時間がたくさんあるとも思えません。毎年、父親の命日が来て、その3日後に自分の誕生日が来ます。これは、しごく不思議な感覚なのです。

 わたしは父親の30歳のときの子供でした。今年で、父よりは6年余計に生きたことになります。