贅沢な一日でした。7月21日。午後は、京都女子大・特論Ⅱの最終講義。90分のレクチャーを終えて、TAの林麻矢さんと中村弥生さんとタクシーに分乗。打ち上げの会場の「がんこ寿司本店」まで。京女の生徒さんが11人、西尾久美子先生を入れて、先生とTAさんが4人。
第二回の授業に特別参加した娘のともみが、7時すぎにジョインすることに。京女の先輩だからです。うれしいことに、がんこ寿司の本店を入ると、「京都女子大・特講Ⅱ」(御一行様)の看板が入り口に掲げてありました。
夕方5時半から2時間(+30分)飲み放題の宴会は、水菜と牛肉のしぐれ煮など5種盛りの突き出しからはじまりました。さすがに京都です。漆塗りの容器がきれいです。天ぷらに豚しゃぶ。最後の料理は、がんこのお寿司。デザートはメロンでした。見事なお料理は、おひとり様4000円でリーズナブルすぎです。
まやさんが、がんこ寿司の専務さんに手配してもらったお部屋は、鴨川の前の通りに面していました。植物がベランダに配してある、ゆったりとした眺めの良いお部屋です。高級な温泉旅館によくある、ちょっと低めのテーブル席でした。
女子大生(11人)と女子教員(3人)の軍団に、男子はわたしがひとりだけです。ちょっと気後れするのかなと思いつつ、そこは違和感なく過ごしました。もともと「女子ワクチン」の免疫ができているのですが、この四か月間で、完璧に「女子大慣れ」した模様であります。
11回の講義で、いまひとつ手ごたえがつかめなかったのですが、さすがに打ち上げをやると学生たちは打ち解けてくるものです。もう少し早めに、この企画を持つべきだったと反省しました。
着席形式の宴会の場合、わたしは原則として、全員のテーブルに回っていくようにしています。11人の女子学生全員と、昨夜はまんべんなく親しくお話ができました。それでも、なかなか名前は覚えられません!!
京女の学生は、当初は手ごたえがいまいちだったのです。聞いてみると、おおむね授業もおもしろかったようです。授業アンケートにも、「三年間でいちばんおもしろい授業でした」「休むともったいないなと思いました」と記入していただきました。
とりあえずは、ほっとしました。来年は、別の企画で挑戦します。そのように、昨夜は、まやさんと次回の相談をしました。西尾先生には、別の日に説明してみたいと思っています。