インパックの守重社長から、幕張メッセで開催されている「スーパーマーケット・トレードショー2017」(STMS)の招待券をいただいた。昨日から(15日~17日)の開催で、今年で第51回になる。これまでは参加する機会がなかったが、午前中に幕張メッセの会場を覗いてみようと思っている。
花業界でIFEXなどを中心に、インパックは見本市展示を続けている。それが、スーパーマーケット・トレードショーへ積極的に出ていくようになったのが5年ほど前のことだ。
量販店に納品する資材(スリーブなど)とサービス(花束加工)を展示するには、IEFXだけでは不十分だと守重さんが感じたからだろう。今日は、SMTS会場で量販店のバイヤーさんたちの反応や展示の様子などを見てくるつもりだ。
わたしが、展示会を見てみようと思ったのには、もうひとつ別の理由がある。一昨日、福島県昭和村のカスミソウ農家、菅家博昭さんからの示唆があったからだ。「地方の農産品加工メーカーが、積極的にブースを展開している」と聞いたからだった。
「農と食はローカルに回帰する」が、昨年からのわたしの研究テーマである。その実態を、SMTSに併設されている「こだわり食品フェア」「デリカテッセントレードショー」「外食FOOD TABLE」で見てみたいと思っている。
なんとなくの直感なのだが、SMTSは、「食の祭典」になっている気配がある。その最前線でモノと人の動きを観察してみたい。