瞬く間に、春学期が終わろうとしている。前期の学部ゼミは本日が最終日。5時で授業は終わりにして、恒例の「亀戸餃子」での打ち上げに突入する。この行事は、20年ほど前からはじまったスペシャルイベントである。小川先生の”おごり”で、ゼミ生は好きなだけ餃子が食べられる。
何がきっかけで、亀戸餃子での食べ放題がはじまったの忘れてしまった。第一回は、いま茨城で中学校の先生をしている西尾たちの世代だったように記憶している。村上さん、石丸くん、松田さんの期だった。当時もゼミ生は20人ほどいたはずだ。ただし、男性比率が高かった(7割?)。
亀戸餃子(JR亀戸駅から徒歩2分!)では、ビールと餃子しかメニューにはない。白いご飯はおいていない。餃子は一皿が5個で、一皿が250円。この値段は、20年間変わっていない。その状態で、ゼミ生はいくらでも餃子を食べてよい。ビールもお代わり自由だ。
支払いは、すべて「わんすけ先生」のお財布から。でも、餃子とビールだけだと、案外と食べられないものだ。それと、昔の学生たちに比べて、今の若い子は食が細くなった。おかげさまで、最近はわんすけの出費が減って、懐は助かっている。
これまでの最高記録は、前述の西尾・石丸・松田・村上たちの時代で、会計が8万円少々。大盤振る舞いの結果、ちょっと懐が痛んだことを覚えている。そして、いまよりわたしは稼ぎが少なかった。
少々、お金持ちになったいま、それとは反比例して、学生たちの食欲が落ちてきている。残念なことだ。いくら食べてもよいのに。最近の学生は、20年前の半分しか食べられなくなった。一昨年(2014年)は、20人分で4万円強。平均単価が2000円だ。5皿+ビール1本の見当になる。
これまでの最高が、男子で19皿(誰だったかな?)。女子で10皿だった。あんがい、食べられないものだ。
一年おきだが、亀戸餃子のかたも、わたしたちの行事を覚えてくれている。隔年で来るのを楽しみしているはず。この行事も、あと2~3回になった。数年は延長するだろうが、来年度に定年退職が控えているからだ。
せめて、今年は5万円を超えてくださいね。小川ゼミの若い子たち!