教えられた経験の後は、今度は教える立場で:法政高校生が小川ゼミを見学に@スカイホール

 杉浦先生の学生さんたち約30人が、本日、経営学部小川ゼミの演習を見学に来る。ゼミ生が24人、法政高校の聴講生が30人だと、いつもの新一口坂(経営大学院)の302教室が満杯になる。それどころか、あふれてしまう。そこで、学部事務の方にお願いして、ボアソナードタワーの26Fスカイホールを貸し切ってもらった。

 

 今日の予定は、すでにゼミの案内にあるように、テキストの輪読(前半)と高校生を交えてのディスカッションである。討議のテーマは、コンビニの三社。とりわけ、ローソンがセブンイレブンを超えるための戦略について、である。

 その前に、「チェーンストアエイジ」(ダイヤモンドフリードマン社)のCVS3社(ローソン、セブン₋イレブン、ファミリーマート)の資料をコピー配布。橋本さんから、ゼミとして取り組んでいる「ナチュラルローソン」とのコラボレーション企画の説明。小川からは、「ローソンファーム」の取り組みが紹介される(資料は、大学院の授業の特別講義資料を使用)。

 そのあとで、標記のテーマについて、グループ分けをして短い討議。最後に発表となる。

 

 法政高校生とは、三年に一度のペースで見学会を兼ねた、合同討議を経験している。学部生たちは、先月は大学院の学生に指導を受けている。受ける立場と与える立場、両方が経験出来てよいのではないか。小川ゼミ、けっこういい線をいってるのではないですか。

 9月の夏休み合宿では、今度は、大学院生のために、常葉大学の学生と共同でSA・PA(パーキングエリア、サービスエリア)のトラックドライバーにアンケートをとる。夏休みも、実習でテンコ盛りになるなあ。