帰国後、3日が経過した。昨夜も眠れずに、夜中の時間を悶々と過ごしていた。多少のアルコールも、欧州との時差の解消にはたいして役に立たない。明け方、隅田川テラスを5KM走っている。ジェットラグからそろそろ復活するはずだ。こんなに苦しむのも珍しい。
時差ボケが解消できないのには、明確な理由がある。10日間も休んでいたから、仕事が山のように待っていたからだ。そして、終わっていたと思っていた事件が、帰国後に嵐のように降りかかってきた。問題解決のために、根回しに時間をとられている。
ケニアのサファリをライオンとキリンを観察して楽しみ、ドバイの水族館でサメやワニと戯れる楽しみから戻ってきたわたしを待ち受けていたのは、
1 大学院の研究科長として、ビジネススクールの長期計画や人事に関わる調整課題、
2 NOAF(オーガニック・エコ農と食のネットワーク)の代表幹事として、会の設立や組織づくり、
それに加えて、資金手当をどうするのか?
3 JFMA国際セミナーのテーマと講師に関する突発事態へ対応、
だった。
これらは、いずれ解決にむかうだろうが、極めつけのショックは、auから9万5千円の請求書が届くことを知ったことだった。KDDIのコールセンターから連絡があり、命より大切なスマホの使用を止められそうになった。いや、本当に一時間ほど、携帯電話が使用できなくなった。
海外データ使用料金が、10万円に届いたらしかった。「携帯が使用できません!」とのアナウンス。まさかと思って問い合わせたら、「海外ローミングをONのままにして携帯をしようしていましたから」。対応に出た女性のオペレーターさんから、そのように指摘を受けた。
そういえば、旅行中、ナイロビのサファリ、ドバイの水族館で動物と魚の写真をたくさん撮った。そして、日本の友人たちに大量の画像データを送った。まちがいない。ライオンが寝ているめずらしい姿や、キリンが高木の葉っぱを食べている動画である。調子に乗って、ひとりあたり10枚ほど(+キリンの動画)を送ってしまった。やめればよかった!!
当然のことながら、機内モードにして、Wi-Fiに接続したので、LINEで無料のつもりだった。ところが、これだけでは操作ミスになる(そうだ)。海外ローミングをOFFにしないと、ネット料金がチャージされる。皆さんもご注意を。
緊急事態に対応するために、ドバイから東京に向けて、長めの国際電話をしていた。+5千円分で、合計の請求は10万円のチャージになる。そのことが判明してから、二日経過した。いまはどうにか立ち直ることができているが、しかし、金曜日の衝撃は一生忘れられないショックだった。
くれぐれも、海外で大量のデータを送るときは、Wi-Fi接続だけで安心なさらないように。そもそも、画像は帰国後にまとめて送ることを推奨します。スマホ初心者が陥れやすい罠でした。
今夜は、一日ゼミが終わった後、OB会になる。あー、、、