「オーガニック・エコ農と食のネットワーク」(農水省生産局農業環境対策課内、略称:NOAF NIPPON)が始動する(5月30日)

 「オーガニック・エコ農と食のネットワーク」(Network for Organic-eco Agriculture and Food Lifestyle, Nippon)のプロジェクトがはじまることになった。正式な会の発足は、7月16日。法政大学のスカイホールで設立総会を予定している。小川が代表幹事を務める。



 現在、法政大学との事業協力に関する協定書を作成中である。会の略称は、NOAF NIPPON。正式名称は、オーガニック・エコ農と食のネットワーク」(以下「ネットワーク」という)」となる。会への参加は、農業者だけでなく、流通業者、関連組織などにも広く開かれている。
 事務局の名称は、「オーガニック・エコ農産物安定供給体制構築事業」である。実施主体は、「次代の農と食を創る会」及び「農林水産省生産局農業環境対策課」となる。法政大学とは、相互の発展に資するため、互いに連携・協力していくことになる。正式な調印は6月中を予定している。

  なお、法政大学とNOAFが協定を結ぶ目的としては、相互に連携・協力して、必要な情報交換や技術連携等を行いつつ新たな取組を喚起し、これらの取組内容を国内はもちろん国際社会に向けて発信することにより、国産のオーガニック・エコ農産物の生産・市場の拡大に寄与することである。また、日本の農業の食品産業の発展に取り組み、この分野での教育研修及びならびに環境保護分野での研究の向上を推進し、大学とネットワークの連携による共同事業(プロジェクト)を計画し実施する上で、農業と食品産業に向けて情報発信を行ない、情報提供、共同事業及び研究プロジェクトを通して社会に貢献していく。

 現在、7月16日の設立に向けて、5月30日に準備会を開く予定である。そこで、上記のプロジェクトの概要、役員リスト、総会の内容などが議論されるだろう。各企業の参加を促すために、現在、会員を募集することを企画している。
 いくつかあるプロジェクトの目玉は、「2020オリパラに向けて、国産の有機エコ農産物の供給を増やすこと」である。その他に、有機農業の新規就農者を教育したり、農業者と実需者をマッチングさせたり、そのための場(例えば、セミナーやEXPO)を開催したりすることを支援する。