リエットは二日間で160本を売りました@カインズホームSUNAMO店

 学生たちのプロモーションイベントを視察に、カインズホームに行ってきました。カインズと共同で先輩たちが開発した「リエット」(ライムベースのリキュール)を6人チームで販売していました。モールは安売りの日(火曜市)なのですが、昨日から小学校が始まったらしく客足はいまいち。



 狙いは、小学校のお子さんがいる若いファミリー層。イベントのやり方は、リエットを1本お買い上げいただくと、くじ引き(特賞1本、1等から3等まであり)でお菓子が当たり(つかみ取り)、そのあと風船すくい(ヨーヨー)ができるというもの。けっこう楽しいので、子供連れが来るとだいたい親はせがまれて、1本は買ってくれる。
 前日(月曜日)は、80本売れたらしい。しかし、わたしが広い広場(カインズとイオンの中間になるホール部分)に到着した2時時点で、売上はわずかの9本。苦戦が続いていた。客がいないから仕方がない。学生も手持無沙汰だ。
 困っている様子を見て、向かいのカジュアル衣料品ショップ(ジョルダーノ)のお兄さんが、「大人買い」をしてくれた。リエットを5本まとめて。昨日から仲良しになったらしい。帰りに、河西リーダーがジョルダーノのTシャツを買って返礼していた。麗しい若者どうしのフレンドシップ。(笑)。

 3時過ぎからすこし客足が増えてきた。小学校から子供が返ってきて、赤ちゃん連れのバギー客も増えてきた。やはりプールに浮かんでいる風船ヨーヨー釣りを見て、小さなお子さんがお母さんにリエットをねだる(本当はお菓子とヨーヨーがほしい)。学生たちが想定したとおりになって、リエットが売れ始めている。
 午後5時までに、販売本数が60本を超えた。わたしも3本購入して、一本は冷やしてもらって、その場で飲んだ。試作品のときよりも甘さが控えめでうまくなっていた。アルコール度数が4%の割には、すぐに酔いが回る。
 お買い上げいただいたかた、気をつけてください。安心すると危ないです。ライム味の瓶入りリキュールはめずらしいのでは?しかもカインズのようなHCのPB商品としては見たことがない。

 結局、夕方6時までに80本を販売。「昨日の売上の様子から、100本は行けるかな?」と相場さんと福園さん。
 ターゲットに届いていたので(売上のほとんどが女性30代~40代のファミリー)、問題は、リエットを買ってくれた顧客がリピートしてくれるかどうか。
 一般的に、カインズの顧客がサンプリングしてくれた場合、最購買率は17%だそうだ。これを超えることができるか?カインズカードを主有している顧客については、リピートのデータが取れるようになっている。
 カインズのほぼ全店にリエットは投入されている。グループのコンビニエンスストア「セーブオン」の100店にも置いてもらっている。この夏の期間に、10万本を売ることができれば一応の成功とみていいだろう。

 ちなみに、カインズホームSUNAMO店の場合は、週間の販売本数が平均30本。週末に10本程度がうれている。だから、マネキンつきのイベントとはいえ、二日で80本ずつは圧倒的なバカ売れである。
 学生さんたち、ご苦労さんでした。働きの慰労に、例によって、サイゼリヤでマグナム(1リットルの赤ワイン、1000円)を飲んでもらいました。プロシュート、エスカルゴ、ムール貝、ピリ辛チキン、海鮮サラダ(大盛り)、二種のピザ、パスタ、、、合計、、7人で6千円でした。
 サイゼリヤは、リーズナブル。瓶入りで1本128円のリエットも、ふつうでは考えられない値段です。お値頃感あります。