一日でホームランが3本、ありえない幸運が舞い込んだ

 夏休みが暑くて仕事ができていない。かなり落ち込む事件もあったので、いまいちモチベーションがあがらなかった。ところが、急に運が向いてきた。8月19日、こんないい日はない。ローソンファーム千葉での補足取材(漬物工場)から帰ったら、幸運のメールが3つ届いていた。



 ひとつめは、拙著『マクドナルド 失敗の本質』東洋経済新報社に、中国から中国語版のオファーがあったことだ。英語版はあるのかもしれないとは思っていたが、中国語版は意外だった。でも、考えてみると、期限切れの鶏肉事件は中国の上海工場発だった。いまも中国のマックは不調が続いているようだ。
 中国語圏の消費者やビジネスマンも興味をもつテーマだったのだ。それがわかったことで、もしかして英語版も、と欲張ってしまう。本国では、マクドナルド失墜の原因がマネジメントのミスであることがわかっているのだろうか?
 そうではないとしたら、中国語版に続いて、本部のある米国向けの英語版を出版する価値も出てきそうだ。妄想に近いが、夢はどんどん広がっていく。印税は計算してはならない。筆者として堕落するから。

 ふたつめは、『俺の履歴書 坂本孝(仮)』の企画がとん挫しそうになっていたが、新潮社がノンフィクションとして出版を引き受けてくれたことだ。当初の予定していた出版社からは、諸事情があって刊行できないとわかった。一か月ほど前のことである。
 坂本さんの「俺の株式会社」が、一年先に株式公開をめざしている。新たな組織改革という課題はあるが、それをめどにと思っていた。正直を言えば、かなり頭を抱えていた。これで夏休みの準備時間を無駄にしなくて済みそうだ。

 三番目は、首を長くして待っていた「ジョンレノン」(新モデル)のメガネフレームが届いたことだ。数年前から、わたしが20年来使用していた丸メガネ(必ずしもジョンレノンメガネではない)が、メガネ屋さん(パリ―ミキ)経由で入手できなくなっていた。
 それが、今回は、ネットで購入できることが分かった。「ジョンレノン メガネ」と検索してから、複数のサイトをサーフィンしてみた。扱っているショップがたくさんあるではないか。しかもモデルも、思っていた以上にたくさん種類がある。値段は、3000円(だてメガネ)から24000円(本格的なジョンレノンメガネ)まで多様な商品ラインがそろっている。
 あるモデルを、神戸のショップに注文した。でも、実物を見るまでにはドキドキである。佐川さんから、代引きで先ほど届いた。梱包を開いて出てきたメガネは、かなり素敵だ。明日は休みだから、早速パリ―ミキでレンズを入れてみることにしよう。

 こんな日がそうそう続きはしないだろう。これからひとりで乾杯だ!!! すいません、ローソンファーム千葉の訪問記(二回目)は、明日になります。平川さん、篠塚さん、前田さん、下澤さん、原田さん、少々お待ちを。