本日、法政高校の学生15人がゼミに参加します

 法政高校で数学を教えている杉浦先生は、わたしの元大学院生(経営学研究科)である。本日、学生達を連れてゼミを見学しにやって来る。4年生の小宅(おやけ)さんは杉浦先生のクラスにいた。彼女と相田くん(法政第二高)が、高校生たち15人を迎えるための授業プログラムを企画してくれている。


杉浦先生が卒業してから、15年くらいになるだろうか? 当時は、法政大学の方針として、付属高校の教員や職員を大学院に受け入れていた。そこで育った教職員が、そののちに大学改革を担ってくれたものだった。いまは、そうした形での研修制度が残っているのだろうか?
 つぎの世代に仕事(伝統)をつなげるためには、組織内での教育研修が肝になる。ひとは、お金のためだけに生きているわけではない。自分の能力が向上したこと、仕事を楽しむ術を学ぶことが大切なモチベーションになる。
 また、本日の授業参観のように、先輩たち(小川ゼミ生)が高校生のお手本を示す機会をもつことが大切だ。というのは、高校生にとっては「授業の進め方」を見て学ぶことで、将来の進学が決まってしまうからだ。それほど、先輩たちの姿を見ることは重要なのだ。

 というわけで、今日は、いつもにもまして気合をいれて、高校生に模範を示すこと!
 学生たちには、かなりのプレッシャーになるだろうか?