週末は、独自レシピの”牛タンシチュー”の創作料理で過ごす

 先週末(12月7、8日)は、「日本マーケティング・サイエンス学会」の全国大会(94回大会)があった。東京汐留の電通ホールを借り切っての二日間だった。内容はとても充実していた。わたしは代表理事なので全プログラム出席である。週末の2日間が全く休めない。会長職とは、なかなか辛い立ち場なものだ。


 
 自宅に戻ってから、地方の花業者さんからお歳暮でいただいた「牛タン」をどうしようかと考えていた。
 前の晩には、網で焼いてレモンをかけておいしくいただいた。しかし、わが家は老人家庭。宅配便で大量にいただいた牛タンを食べるひとは、いまやわたしだけになっている。かみさんは牛タンを食さない。
 そこで、元大学院生にメールして、調理法を募集してみた。元院生の石川(知穂)さんから、「小川先生、牛タンシチューなどはいかがでしょうか?」との返答があった。たしかに、そうだ。ABCクッキングスタジオを習った「オムハヤシ」の応用問題になるのだ。ハヤシのルーの作り方は、学校で習得している。
 先週末には、孫を連れて、神戸から本業シェフ(長男)が戻って来ていた。牛タンシチューの調理方法をたずねることにした。日曜日には関西に戻ってしまうので、前日の土曜日のうちにアドバイスをいただいた。

 今回は、9月にABCクッキングスタジオ(@丸の内スタジオ)で習った「洋食屋さんのオムハヤシ」が基本モデルになる。
 ルーの作り方は任せてほしい(笑)。ニンニクを炒めてから料理が始める。本格的だ。牛タンをニンニクバターで炒めて、まずは赤ワインを加える。みじん切りした人参と玉ねぎに、すりおろしたセロリ(神戸のシェフの指導による)を別のフライパンで炒めてから、牛タンの肉汁にそそぐ。その間に、小麦粉をフライパンで焦がしておいて、つなぎに用意しておく。ここまでは、ABCでやった手順の通りだ。
 あとは、ハインツのデミグラソースに、同じくハインツのケチャップにウースターソースを注ぎ込む。ハヤシのルーは、牛タンの肉汁に加えて、1時間ほどコトコトと煮込む。オムハヤシのときと、ほとんど同じ作業工程になる。

 最後に、庭からローレルを採取して乾かしておいた葉っぱを、シチューの匂いが充満したフライパン鍋に投入する。
 運悪く!神戸のシェフから教わっていた材料をひとつ忘れていた。マッシュルームだ。その代わりに、りんごをすりおろしてごまかしてみた。味はまあまあなのだが、なんとなく物足りない。キノコのない鍋は、なんとなく見た目も美しくない。
 明日の朝(実は、本日)、コンビニでマッシュルームの缶詰を調達してきます。
 (*現在のところ、ブログを書くので忙しくて、フライパンはそのままだ。)