郡山シティマラソンの10マイルを5年ぶりで走った。年齢制限が撤廃されたので、61歳でも走ることができた。タイム(1時間37分)はさておくとして、わたしが主張していた「スタート時の男女差別」は運営規則としてはそのままだった。きわめて残念である。
10マイルレースで、今年からは、男女ともに18歳以上の1クラスになった。第一部が「男子18歳以上」、第7部が「女子18歳以上」である。
第一部と第7部の同時スタートは、9時25分。開成山陸上競技場のトラックの1コーナーに、9時5分から整列する。第2コーナーに移動してからのスタートなのだが、第一部(男子:1002名)と第7部(女子:157名)の間には、なんと!ロープが張られていた。男女の比率も、通常の長距離レースと比較しても、圧倒的に男性が優勢である(最近は女男比率は、2:8~3:7)。
それと、問題だと思うことの一つは、男子で遅れて来た人が、女子より優先して先に並ぶことができることである。ふつうのレースでは、ぎりぎりの整列は最後尾からのスタートになる。ここでも、男性の方をとにかく優先している。
福島県人は女性蔑視の傾向があるのだろうか?男を立てすぎである。
というわけで、半分は喜び勇んでの参加だったのだが、半分はがっかりのレースだった。
参加人数が少なめで、コースはとても走りやすい。10マイルは、震災以前より参加者が少なくなったように感じる。2千人はいたような気がするのだが、約50%は減少している?
当日は、好天にも恵まれ、好記録が出るはずだった(2008年は1時間18分台)。にもかかわらず、ゆったりとしたペースで走ったのは、女性ランナーの伴走をしたからである。女性が後ろからのスタートなので、第7部の最後尾からスタートすることになった。
それはかまわないのだが、結果、10マイル往復で、約120人のランナーを追い越して走ることになった。これは、それはそれで気持ちが良いものなのだが。
郡山陸上協会のみなさん、いつこいようですが、女性ランナーのスタート位置の差別は問題ですよ。ルールを変更することを再度、考慮してみてください。国内標準の規則にです。