『花を売る技術』(誠文堂新光社)が発売されてから7年が経過している。その後も「JFMA通信」(『農耕と園芸』)の連載は続いていたので、ずいぶんとコンテンツが貯まっていた。長らく編集を担当してくれた新出さんが書籍部門に移ったので、連載の書籍化の話が進んでいた。
昨日、新出さんから連絡があった。編集部から出版企画にゴーサインが出たとのこと。
出版予定は、春先の3月末になる。今回は、編集担当だった新出さんに、書籍の再編集をお願いすることにした。時間がないからである。
ブログ記事で、花のマーケティングに関連がある事項なども、今度の書籍には収録するつもりでいる。仮のタイトルが、「フラワーマーケティング入門」である。そのままの書名になりそうだ。
先月、社内の編集会議に向けて、ふたり(新出+小川)で企画書は作成してある。わたしがヨーロッパから帰国するころには、新出さんから初校(編集済み)が届いているはずである。
本の「もくじ構成」としては、
(1)国内(生産から販売まで)、
(2)海外(アジアと欧州、その他)、
(3)プロモーション(種々雑多)、
(4)小売店の経営、
(5)リサーチ(調査方法や事例)
などが、予定されている。詳しくは、忘れてしまった(メモが残っていない!)。
帰国する1月末になれば、もうすこし目に見える形になっているだろう。
自分が連載で書いてきたものを、担当の編集者がどのようにアレンジするのか。それを見るのも、大いなる楽しみである。新出さんもこのブログを読んでいるはずだ。
そんなふうにコメントしてしまうと、若い編集者にはプレッシャーになるかもしれない。頑張って、良いものを作ってほしいです。新出さん、あとはよろしく!