見本が到着! 拙著『お客に言えない!「利益」の法則』(青春出版社)

 今年の6冊目の本が完成した。そのはずなのだが、時計が13時を回っても、編集部の仁岸さんが見本を持って来ない。研究室に到着するはずの見本刷りを、首を長くして待っている。もう1時間がすぎている。

 若者向けの雑誌『BIGtomorrow』の人気連載に、新しく情報を加えて単行本化したものである。

 <内容紹介>は、つぎのような説明になっている。
 激安なのに儲けているお店の秘密から、値段や陳列、販売プロモーションにかくされた客側の“買いたい心理”をくすぐる秘策まで、利益を生み出すさまざまな「法則」を徹底解剖。実際の事例をもとに、世の中の儲けのカラクリとマーケティングの基礎知識を楽しく学べる1冊。

 もくじは、すでにアップしてある。わたしの還暦記念(誕生日)出版である。10月22日には、全国のコンビニエンスストアに、大量に配置される。ムック版のサイズなので、書店よりもコンビニを狙うことにした。
 とうとう年間6冊の新記録を達成した。この先もありえない出版のペースだ。しばらく、本を出すのは休ませてもらうことにする。と言いながら、来年3月に出るはずの「白桃書房のシリーズ」(法政大学イノマネ研究センター)の編集作業に、今週末から取りかかることになっている。 

 サービス関連のシリーズ本が、来年にかけて、二冊続くことになる。
 この分野は、学者としてのアカデミックな分野の仕事としても、ライターとして物語を編集する仕事としても、未開拓の領域である。来年に期待してみよう。そんなわけで、また忙しくなるな。