わが家にはテレビがない。ところが、旅行中はテレビが見られた。信じられないことだが、昨日は、能代商業がベスト16に進出してしまった。2対0の完封勝ちである。ピッチャーの保坂君は、遠い親戚である。3回戦進出の場面を、阿蘇の山奥、寒の地獄温泉で見てしまった。
以前に、ブログでも書いたように、秋田県人(東北人)は、夏の暑さに弱い。8月に、気温が30度を超えると体が動かなくなる。
わたしたち秋田人の遺伝子には、暑さに弱いDNAが組み込まれている。なぜだかわからない。それだからかもしれない、赤とんぼが飛ぶ頃になると、「ババ・アイス」が、国道7号線のわきで売られている。
ババ・アイスは、「ばばへらアイス」ともいう。麦わら帽子をかぶった、夏の農閑期のお百姓のばあちゃんが、サンパラソルの下で売っているアイスのことである。冷たいシャーベット状のアイスをへらですくって、コーンに盛ってくれる。
秋田県地方では、夏の風物詩である。
そんな夏に、能代商業が1・2回戦で勝った対戦相手は、鹿児島と香川の高校である。従来ならば、一ひねりでねじ伏せられるところである。今年の夏は、なぜか、逆に南のチームを完全に抑え込んでしまった。堂々の勝利である。ベスト8やベスト4も、これならば夢ではない。
秋田県は、数年前から、小学校の学力テストが全国一位になった。昔は学力も全国でドン尻だったはずだ。いまや学力だけでないぞ。運動でも、それにならってすごいんだぞ。全国でテレビを見ているj観客たちに、見せつけてやった感じである。誇らしいかぎりである。
あとは、経済活動と政治の世界で、世界に通用する企業と有能な政治家を輩出してもらいたいものだ。そうそう、文化人はいらない。そんな柔な世界は、青森県(太宰治と寺山修二)と山形県(井上ひさし)に任せておけばよい。
しかし、政治の世界(原敬や小沢一郎)では、岩手に完敗である。その昔、労働大臣で石田博英という政治家がいただけだ。
話はこの先のことになる。九州旅行から帰って、つぎは、第二クールの嬬恋(JFMAはなごと)キャンプ~ノサップマラソン(ハーフ)と続いていく。夏の先はまだまだ長い。
そのあとが、中棚荘での2週間連続のマラソン合宿。標高2000メートルの高峰高原で走る。3つの練習コースを、下調べしてある。朝夕のコースを設定済みである。
なお、ノサップ岬ハーフのゼッケンは「8」番である! 生まれて初めての一桁ナンバーである。納沙布岬では、北方領土を見ながら走る。知床の花屋さん、武藤香苗さんが待ってくれている。
北海道のお盆の売り上げは、まずまずだったらしい。大阪の金岡さん(バラ園さん)の店では、お盆の商品が不足していた。ベンツのジープで、自分で店舗に商品をお届けして回っていた。そんなメールをいただいた。
66回目の終戦記念日。みなさんは、どのようにお過ごしでしょうか?
わたしは、午前中に、『ブランド戦略の実際(新版)』の初校校正作業。午後は、「値段のカラクリ」の最終の打ち合わせである。夏はまだまだ。本日は、思っていたほど暑くはないようだが。