「第56回軽井沢トップ・マネジメント・セミナー」の講師(コーディネーター)として招かれた。本日は、午後から軽井沢に出かける。午前中は、大学院で講義がある。先週忘れてしまった「中小企業のブランド戦略」のクラスディスカッション(プレゼンテーション)を行う予定である。
本日の講演者(@軽井沢プリンス)は、ヤオコーの川野会長である。わたしのほうは、大学院の講義あるので、当初は、モデレーターをお断りしていた。しかし、他の先生のコーディネートだと、川野会長が2時間半の長丁場の講演はやりにくいだろうと考えて、急きょ、お引き受けすることにした。
軽井沢のプリンスホテルは、日本生産性本部主催のアカデミーの合宿で、しばしば訪れた。15年ほど前のことである。
「マーケティングコース」のセミナーで、当時はよく夏の合宿を行っていた。下田プリンス、苗場プリンスなどもよく使っていた。同年代の若手研究者だった、片平(東大)、中島(阪大)、古川(東北大~一橋大)などが、若いころに社会人(ビジネスマン)向けにマーケティングを教えること(実際は、教わっていた!)を学んだなつかしい場所である。
大沢先生(大阪大学)、田内先生(一橋大学)、村田先生(慶応大学)、吉田先生(中央大学)など、当時のマーケティング教授たちの薫陶を受けた。あのころの経験がなければ、社会人大学院を作ることもなかった。そもそもいまのわたしはない。
嶋口先生や石井先生とお会いするきっかけは、軽井沢や苗場の生産性本部のセミナーだった。そして、時代はめぐって、、、
本日は、30人ほどの分科会を仕切ることになる。 トップセミナーの分科会テーマは、「地域活性化を遂げる流通業の進化」である。
川野幸夫会長には、「流通業の進化」というお題で話していただくことにしている。会長とはすでに打ち合わせを済ませているが、特急あさま号の中で、分科会の仕切り方を再度考えてみる。電車の中で、先月の講演録@IM大学院を読み直すことになるだろう。
軽井沢プリンスホテルのウエスト(旧西館)のセミナールームは、これもなつかしい「浅間」である。軽井沢はアウトレットができたり、高原の町では道路付きが微妙に変わっている。古くからの避暑地は進化を遂げているだろうか?