元大学院生たちが集まって、「おしごとなりきり道場」なるイベントを開催した。その報告書を、IM研究科同僚の松本准教授からいただいた。卒業生たちの発案から、初回で約300名を集客した。商店街と提携した「日本版キッザニア」である。この運動は、大きく広がりそうだ。
松本先生からいただいた「第1回 おしごとなりきり道場 実施報告書」に掲載されていたイベント概要をアップする。サイトをたちあげ、278人を集客したとのこと。次回は、7月17日と18日を予定しているらしい。
日本版キッザニアの活動、「おしごとなりきり道場」に興味のある方は、法政大学経営大学院の松本先生に、とりあえずはコンタクトを!
第1回 「おしごとなりきり道場」 実施報告書(抜粋)
(1)目的
本イベントは、将来の「夢」と「希望」という無限の可能性を秘めた小学生以下の子どもを対象として、憧れの職業のプロフェッショナルがそれぞれの仕事の魅力を伝える体験型イベントです。
「その仕事を選んだ理由はなにか?」「仕事のやりがいはなにか?」「どんなふうに仕事をしているのか?」将来の夢を意識しはじめた子どもたちに仕事の魅力を同じ目線から伝え、未来に夢と希望を持つ力やそれを達成する力を鍛えることをとおして気づきを得ることにより、「将来の夢をデザインする力」=「夢デザイン力」を磨くことを目的としています。
「バイヤー」の発信力、「デパガ」の提案力、「俳優」の表現力、「おもちゃ職人」の企画力、「お花の先生」の繊細力、「イラストレーター」の創造力、「クレープ屋さん」のグルメ力、「ネイリスト」のキラキラ力、「美容師」の美的センス力。こうしたさまざま力をロールプレイングやワークショップをとおして養うことで、「デザインした夢」を現実のものに近づけることを助けます。
(2)実施概要
日時:2011年5月4日(水・祝)・5日(木・祝) 11時~16時30分
会場:成城ホール 集会室B・C(東京都世田谷区成城6-2-1)
http://seijohall.jp/
材料費・実費:
各おしごと 300円
お花の先生 400円
ネイリストとクレープ屋さん 500円
申込方法:イベントHP(http://www.rakuza.jpn.com/)の申込フォームより
企画制作:株式会社ウィルパートナーズ、合同会社ハイライスフィールド
実施プログラム:小学生以下を対象とした職業体験プログラム
(3)~(4)は省略
(5)今後の展開
<運営側の活動目的>
・修了期を越えたOB間の交流、及び活動実績の場の創出
・本事業のファンを獲得し、ビジネスの収益化をはかる。
(メール配信登録数5/18現在:85人)
・イノマネの認知度向上
<直近の予定>
7月17日(日)・18日(月)第2弾「おしごとなりきり道場」開催。
会場は、新一口坂校舎501教室などを予定。
地元の商店街(九段商店街振興組合)との連携(講師派遣、告知など)も検討。
8月以降「こどもマーケティング道場(仮)」を開催予定。
趣旨に賛同いただいた協賛企業から提示される課題を解決するために、子どもたちがプロジェクトメソッドを用い、イノベーティブな商品・サービスの開発やその販促企画などを行い、企業に提案するイベント。次世代のビジネスリーダーの養成、及び、参加する子どもはもとより現在のイノマネの入学ターゲットと想定されるその保護者との接点を作ることで認知度の向上をめざす。
<提案先企業イメージ>
・子ども向け商品・サービスを扱う企業・社会貢献に積極的に取り組んでいる、または、取り組みたい企業また、本取り組みを企業のPRへとつなげていくために、編集記事や番組として取り上げてもらえる媒体社と交渉予定。 現状、(株)朝日新聞出版発行の「ジュニアエラ」「sesame」は交渉済みで、編集部の意向を確認中。
※ 今後は、協賛企業や媒体社のリストアップ、及び、交渉が課題となります。