5日ぶりで、本日は麹町の事務所に出て行きます

 しばらくはメールでの連絡と指示で自宅待機だったが、本日は麹町のJFMA事務所まで出かることになる。青木と校正済みの翻訳で修正部分を確認したあと、ピアソンには5章~11章を送付するためである。その後に、JFMAで緊急ミーティングを行う。


法政大学では、武道館での24日の卒業式(学位授与式)が中止になった。大学院の創業祝賀会も中止を依頼されている。入学式(4月3日)の開催も、実施があやしくなっている。
 広告代理店(電通、博報堂)など、企業でも自宅待機者が増えている。往復の電車は混在してるだろう。いまから、水とおにぎり(食料)を持参して上京するつもりだ。
 校正済みの原稿(7章分)を抱えているので、重量はかなりになりそうだ。リュックを背負わなければならない。
 被災地の方のことを考えると、ほんとうに申し訳ないが、”やれやれ”である。というのは、いま本当にやるべきことなのかどうか考えてしまうからである。それがよくわからなくなるが、しかし、日常のことができるのだから、それを淡々とこなしていけばよいのだろう。

 そうはいっても、、これ以上、出版用の校正原稿の提出を遅らせるわけにもいかない。花業界でも、夕方から相談があるらしい。被災地の状態を考えると、こんなに急がなくともいいと思うのだが。
 外はやや風が強い。わたし本人も、花粉の飛散が始まってからは、咳き込むことが多くなった。2週間はとくにひどい状態が続いている。眠くなるので鼻炎カプセルは飲まず、粋がってマスクをしなかったせいではないのか。
 いまは、大正製薬のパブロンを飲んで、使い捨てのマスクもしている。外は砂ほこりも舞っているようだ。万が一の事態になって、放射能を浴びても危険がないように、帽子をかぶっていくつもりだ。
 歩いて行くか、車で行くかで迷っている。ほんの数分だが、安全のためには車のほうがいいだろう。雨は降らないだろうが、風がつよいからだ。
 
 なんとなく情けない気持ちになってくる。こんなときに、自分たち(知的労働者?)はあまり役に立たない人間なのだ、と思う。麹町から帰宅できるのは、何時ごろになるのだろうか?
 言葉での議論はよい。手と足を使った、実行力が必要だな。