日経BP『トップリーダー』からインタビュー依頼(渥美先生について)

 一昨日、日経BPの永井学記者から、突然のメールをいただいた。同社の月刊誌TOPLEADER』で、故渥美先生を取り上げたいので、面談をお願いしたいというお願いだった。お引き受けすることにした。中小企業の経営者を対象にした6万部を発行するビジネス誌である。


今月、本HPでも紹介したように、元ブックオフの坂本孝社長が登場するまでは、その存在を知らなかった。永井記者は、わたしHPをご覧になったようだ。それを見てのインタビューの申し込みである。
 新刊を4冊も抱えて、こんなに忙しい。本来ならば、お断りしたいのだが、相手の事情と渥美先生のことなので、特別にお引き受けすることにした。
 
 永井さんからのメールでの説明では、『日経トップリーダー』は、中小企業の経営者を対象にした経営誌らしい。日経BP社の発行で、部数は約6万部。
 「9月号(9月1日発行号)で、渥美俊一先生の功績をまとめた記事を企画しており、渥美先生の産業界に残した足跡や、経営理論の真髄の一端をご紹介するとともに、その理論を若き日本のリーダーたちも受け継がねばならないことを改めてお伝えせねばと思っております」(永井記者)とあった。
 わたしには、「アカデミズムの世界からご覧になられた渥美先生の功績や位置づけなどにつきまして、小川先生にお話しをうかがえれば」とある。

 なお、メールの最後に、追伸がついていた。 追伸:7月30日付けのブログで今号の弊誌特集『社長の器』をご紹介いただき、誠にありがとうございました。元ブックオフ会長の坂本さんのインタビューを担当させていただきましたが、私にとっても非常に思い出の深い記事になりました。

  何事もご縁である。渥美先生が亡くなられてからは2週間。すでにいくつかのよき機会を、わたしに下さっている。「飛んでくる虫」をすべて捕まえる必要はないが、ともかく永井記者は、「夏の虫」である。