【続報】発売終了後の東雲羊羹(しののめようかん)

 先月の26日、『北羽新報』の1面に、わたしども能代っ子のソウルフードである「東雲羊羹」の発売中止の話題を掲載しました。本日は、その続報になります。地元の新聞に掲載されたコラム記事は、わたしのブログに再掲されています(https://www.kosuke-ogawa.com/?eid=6096#gsc.tab=0)。

 
 その後、北羽新聞社の池端編集長からの連絡で、先週金曜日(6月30日)が、「熊谷長栄堂」の東雲羊羹の最終販売日になったそうです。6月30日は、2千本の羊羹を用意したそうですが、わずか1時間で売り切れたそうです。なお、わたしの手元には、羊羹は結局1本も届いていません(笑)。

 販売最終日(30日)に、元大学院生の水沼啓幸くんから連絡が入りました。栃木県宇都宮市で、「(株)サクシード」という事業承継のコンサルティング会社を経営している若社長さんです。栃木の銀行を辞めて、法政大学の経営大学院に単身入学。卒業後に企業で成功した人物です。

 卒業後に、わたしも彼のセミナーを手伝っています。事業承継のビジネスは、順調に進んでいるようですが、東雲羊羹の再生については、彼の助けを必要としていました。

 彼からのメールに、嬉しい申し出があったことが書いてありました。

 

 お世話になっております。ご相談です。先日の熊谷長栄堂さんに関しまして、ツグナラ企業から私のFBを見て、「是非引き継ぎたいのですが」という相談がきたのですが、可能性ありますでしょうか。若手のIT集団なのですが酒蔵の再生など地域コンテンツ事業について強みのある会社です。

 東雲羊羹に興味を示したのは、栃木県の株式会社Revision(https://tgnr.jp/company/revision/)という会社でした。

 

 この件を含めて、昨日の午前中に、熊谷長栄堂代表の鈴木さんに連絡を入れてました。女性の佐々木さんというお手伝いの方が電話に出て、家族の方に繋いでくださいました(なお、佐々木さんは、小中学校でわたしの一学年だったそうです)。
 佐々木さんによると、一旦、店は閉めたものの、まだ先のことは相談中のようです。わたしの立場と水沼くんの会社と、地域産品の企業再生を請け負う会社のことを話しました。そして、会社の概要とパンフレットを郵送することを約束しました(いま現在は、まだパンフレットが到着していません)。

 わたしからは、地元のソールフードを存続させるために、いつでも個人的にお手伝いはしますよ。能代にはいつでも帰れる準備はしておきます。とお伝えしました。ここ2、3日内に、サクシードと、IT系の再生会社のパンフレットを,鈴木さんに郵送するつもりでいます。

 

 まだ、わずか一歩前に進んだだけですが、話が前に進むとよろしいと感じています。
 この先もきっと、いろんな方からお声をかけていただくことになります。地元能代だけでなく、全国からご支援をいただくことになりそうです。ご報告でした。

 おがわ