ここ3日間、卓上のPCに噛り付いていました。IDとパスワードにしたがい、クラウドに接続して、動画と文章と格闘していました。先ほど、3月までに終えておくべき単元をほぼ完遂しました。「ほぼ」という意味は、単元の中には、当面は新人団員が必要としない知識があるからです。例えば、女性団員向けのコンテンツとか、過去の操法大会の動画などです。
本編の第1章(①基礎学習用教材(特別区))は、コンテンツがもっとも豊富でした。椅子に座って、デスクトップPCと格闘する時間が一番長い単元でした。終わってみて、消防団員として知っておくべき基礎知識が多かったからなのだと納得しました。
アンケート調査でも指摘したのですが、どの章に優先して着手すべきか、後回しでよい単元はどれかなど、事前に「もくじ」を設定してくれると新人団員にとっては、うれしい情報です。教材を構成する編集者は、もう少し視聴者が置かれた立場を理解していただくとうれしいです。
視聴をしてみて一番面白かったのは、「防災クイズ」でした。全体が7つのブロックに分かれていて、各10問前後から構成されてい常識問題でした。わたしの正答率は約70%でした。すべてのブロックで「合格点」をとったのですが、恥ずかしながら、常に平均点を下回る成績でした。
たとえ間違っても、のちに正解が表示されます。その結果、知らないうちに防災知識が豊富になるという仕掛けです。このeラーニングシステムで、もっとも工夫が施されているコンテンツでした。高く評価したいと思います。アンケート調査には、昨日すでに応えてしまったので、このことを書くことができませんでした。
まだ視聴できず残された単元は、「ドローンの操作」と「操法の大会記録」だけになりました。一部は動画が残っていますが、文章の部分がほとんどです。
東京消防庁の「消防団員ハンドブック」は、いつも机の上に置いてあります。先日は、内容の差し替えがありました。バインダー形式になっているので、ページを差し替えるだけです。ずいぶんと使いやすくなる工夫がなされています。
それにしても、視聴する前に思っていた以上に、消防団員が覚えることが多くて驚きでした。わたしば場合は、放水訓練や災害対応など、実技がほとんど終わっていません。救急救命講習も、4月17日になって初めて受講できるようです。
eラーニングとハンドブックを読み終えたので、今度は礼式や行進、消火活動や災害救助の練習など、身体で基本動作を覚えていくことになります。