広島遠征(元院生たちと再会)、へべす対策会議(内山社長と会食)、秩父夜祭(元ゼミ生たちと法被で参加)。

 京都の娘のところに、来週の7日に訪問する。嵯峨嵐山駅前のおばんさいの店「いのうえ」に、かみさんが予約を入れていた。彼女の友人たちとの会食に、わたしが便乗することになった。夏のはじめのころに、娘からJR西日本の株主優待券をもらった。せっかくなので、いのうえの翌日は広島まで足を延ばすことにした。院生たちに会いたいと思ったからだ。
 

 

 なぜか広島地区では、イノマネの元院生がたくさん活躍している。呉ベタニアホーム理事長の里村さん、大手物流会社ムロオの山下社長など、事業で実績を残している優秀な元院生たちがいる。

 急に思い立って、2日前に声がけをしてみた。連絡の結果、5人が広島で集まってくれることになった。元院生の藤田君(小川ゼミ)、榎君、里村さん、原君の4人。それに、酸ヶ湯温泉(青森県)の混浴ツアを企画していたこともあって、たまたま連絡を取っていた広島の花店チェーン「花の森」の宮本社長が、学生たちとの会食に加わってくれることになった。

 2年半の間は、コロナでなかなか地方出張が出来なかった。仕事の用事で出かけても、ミーティングの後は、一緒に会食をすることなどはもっての他だった。コロナが収まったわけではないが、いまや数人であれば会食を遠慮することはなくなった。陽性者は増えているが、情報交換や旧交を温めるために集まるのは良いことだ。

 

 わたしなど、いつこの世からいなくなってもおかしくない年齢だ。いまのうちに会っておかないと、永遠に美味しいものを一緒に楽しむのがむずかしくなる。

 というわけで、九州出張で当日は出席ができない山下君が、お店を予約してくれることになった。以前、みんなで会食した「上関芸陽」(瀬戸内のお魚が美味しかった!)を今回も指定したのだが、当日の予約が取れなかった。東京にも支店があるくらいの人気店だから、こんな直前では仕方がない。

 その代わりに、中区銀山町の「本庄」を山下君が予約してくれた。里村さんは、ご存じの店のようだ。地元では有名店らしい。ウエブで見ると、やはりお魚がおいしそうだ。山下君の体重がなかなか減らないわけだ(笑)。

 

 本日は、宮崎から内山建設(日向市)の内山社長が上京する。

 土木建設会社の事業多角化で、内山さんご夫妻が陣頭指揮をとって、数年前から「へべす」(宮崎特産の抗酸化柑橘類)の栽培をはじめている。宮崎市在住の院生(浦上さん)が、へべすの商品開発と販路開拓(卒業プロジェクト)の研究で「ひむか農園」を探してきた。内山さんの奥さま(智子さん)が、へべす栽培農園(ひむか農園)の社長である。

 今回は、ご主人が仕事で上京するらしい。内山さんが上京することがあれば、わたしが赤坂の割烹「かさね」に浦上さんを招待することになっていた。今夜、それが実現することになった。日向のへべす農園の様子も知りたかった。ちょうどよい機会である。

 

 明日の夜は、5年ぶりで「秩父夜祭」に招待されている。夜祭復活のコロナ明けを待っていた。今回の開催は、土曜日の夜になっている。例年にない混雑が予想される。

 今度も、埼玉県寄居町の「京亭」(鮎の宿)に、投宿したメンバー4人で夜祭の法被を着ることになっている。地元民に混じって、山車の後をついて歩く。木村君のご実家が、秩父で縫製工場を経営している。お兄さんは秩父市の議員さんだ。こんな特権は、町の有力者だからできることなのだろう。特別待遇である。とてもラッキーなことだった。

 明日の一番の楽しみは、夜祭の最後を飾るフィナーレの花火である。5年前(2017年)は、松尾さんが素敵な写真を撮影してくれた。暗い夜空を背景に、山車と花火が重なって映っている一葉だ。わたしや森田くんも、同じ角度から動画を撮影していた。しかし、松尾さんの一枚の静止画の美しさには到底かなわなかった。「先生、今年はあれよりもっといい写真を撮りますよ」と張り切っていた。

 わたしは、インスタグラムを乗っ取られているようだ。今回は、秩父夜祭で上がった花火の写真をアップできない。どちらにしても残念な状態ではある。

 

 <追記>

 さきほど、わがインスタが復活した(午前10時すぎ)。秩父夜祭も写真をアップできそうだ。