京丹後の「ビオラビッツ株式会社(梅本修社長)」(https://kyotango-jobnavi.org/data/bio-rabbits/)のてんとうむし畑から、紅はるかが届きました。注文主は、山本朝子さん。朝子お姉さんは、わんすけ先生のLINE仲間です。オーガニックの世界では超有名人。昨年の春、ご自身が企画した「オーガニック京丹後ツアー」に、小川先生を講師として呼んでくださいました。
残念ながら、同居家族がコロナ陽性になってしまい、ツアーには参加ができなくなりました。そのとき、朝子さんと約束したのが、ツアー訪問先の梅本農園から、秋になったら美味しいさつま芋を届けてくださるとのことでした。首を長くして待っていたところ、一昨日、ほっこりと熟成した紅はるかが、わが家にやってきました。
早速、3階の次男家族に託したところ、アズちゃんが孫たちのために焼き芋にしてくれたようです。朝方、感想の返信がありました。「昨日いただいたサツマイモ、すっごく美味しかったです!。焼き芋にしたのですが、しっとりと甘くて子供たちもペロリと食べてしまいました。ごちそうさまでした」とのお礼の返事。
一階では、今朝はそれを輪切りにして、かみさんがバター焼きを作りました。前夜の焼き芋も美味しかったのですが、バター焼きがこれまた旨い。
18日(金曜日)の夕方、「オフィスわん」がある神田小川町のギャラリー(Bar Blitz)を、研究開発センターの山口智子さんが訪問してくださいます。彼女に、紅はるかをプレゼントするつもりでいます。世の中の女子たちは、さつまいもが大好きなようです。これには、例外がほとんどありません。
ところで、京丹後から来た段ボールには、「週刊ミニてんとうむし畑だより」というお手紙が封入されていました。手書きのカラー版コピーです。表裏印刷の2枚目に、送っていただいた品種(紅はるか)の紹介文(さつまいもの話)が書いてありました。
ここで、ていねいに書かれた説明文を引用してみます。これを読みながらお芋を食べると、美味しさが倍増します。抜粋して掲載してみます。梅本さんのご家族のどなたかが書かれたのだろうか?
わたしは5年ほど前に、「海の京都プロジェクト」(京都府からの委託研究調査)で、学部ゼミ生と一緒に梅本農園を訪問しています。冬場のニンジンを圃場で食べたことを覚えています。梶君は元気かな?
<ほっかほかのさつまいもをどうぞ!!(紅はるかという品種です)
ごちゅうもん頂きありがとうございます。そして、長いことお待たせしました。さつまいもは、掘りたても美味しいのですが、貯蔵熟成することで、さらに美味しくなります。
*さつまいもの話 その1:
江戸時代に全国に広がったさつまいも。薩摩の国(今の鹿児島県)から広がったので、このように呼びます。正式名称は甘薯(かんしょ)というのです。鹿児島県では、琉球(沖縄)から伝わったので、「りゅうきゅう芋」と呼ぶそうです。そして、沖縄県では、唐(中国)から伝わったので、唐芋(からいも)と呼ぶのだって!!
*さつまいもの話 その2:
さつまいもには、ビタミンCがたくさん含まれています。加熱しても壊れないんだって。食物せんいもたっぷり。切ったときににじみ出てくる白い汁は、ヤラピンといって、癌を抑えてくれる働きがあるそうなのです。
さつまいもの100g当たり(小さめのさつまいも1本)、ビタミンCが約30mg(りんごの7倍)、食物せんいが約470mg(レタスの2倍)
*さつまいもの話 その3:
さつまいもの原産地は、熱帯アメリカ。暑い国のやさいです。だから、寒いのは苦手です。あたたかい部屋でほぞんしてね。(10℃以下だと、早くいたみます)
ていねいに手書きで書かれた説明文には、このほかに、季節ごとの畑の様子が描写されています。
たとえば、「てんとうむし畑のさつまいもの育て方」として、4月のたい肥のすき込み、5・6月の播種(いもの蔓を植える)、7・8月の夏場の生育の様子、9・10月の芋ほりの様子。
梅本さんの農園に、来年こそは再度訪問してみたいと思います。朝子先生! 美味しいさつまいもを、ありがとうございました。孫たちも大喜びでした。もちろん、わたしもかみさんも、3階の次男夫婦も。きっと、山口さんも。