【出張講演】「食を核にした、スモールテリトリー型 地域ネットワークの構築」(@京丹後、海・山・里、探訪ツアー)

 週末の5月14日と15日、山本朝子さんの「オーガニック・フード・マイスター」が主催する京丹後のツアーに招待されている。伊根の舟屋と梅本農園を訪問するという餌に釣られてしまった(笑)。というわけで、ツアー中の講演を依頼されてしまっている。このところ、実は体調があまり思わしくない。

 

 当初の予定では、前日の13日の夕方に京都に入ることになっていた。ひさしぶりで、娘の知海と林麻矢さんご夫妻と、ビブグルマンの店「いのうえ」(おばんざいの店)で食事をすることになっていた。事情があって、この会食は延期になってしまった。

 当日(14日)の朝6時に高砂を出れば、バスツアーの集合時間10時@京都駅には間に合うことになっている。ただし、体調のことを考えると、京都駅から伊根までのバスに乗り換える弾丸ツアーは危険だと感じている。そのため、リモート参加にするかどうかを迷っている。山本さんは、事前に13日夜の都ホテル(八条口)を予約してくださっている。

 ありがたいことではあるが、バスツー参加の現地訪問に逡巡している。年を取ったものだ。

 

 オーガニックの海・山・里探訪ツアーの全体テーマは、「有機農業と農産加工の現場、伊根の舟屋の見学を通してオーガニックの今に触れる」である。わたしの講義は、初日の午後16時半から18時まで。90分間の講演が予定されている。

 当初いただいていたテーマは、「提携は持続可能なビジネスになりうるのか」だった。コロナの感染が広がる3年前に、わたしが千葉県の佐倉市で行った講演(オーガニック学校給食の会)の改訂版になる。その後に仕込んだ、都市型植物工場の事例やわさびの話を交えて、ローカルの農と食の連携の話をするつもりでいる。

 新しく改変して準備した講演のタイトルは、「食を核にした、スモールテリトリー型 地域ネットワークの構築」としてある。

 

 NOAF(農水省と法政大学のジョイントプロジェクト)の活動が休止されてから3年になる。しばらくオーガニックの世界から離れてしまっている。古びてしまったわたしの脳みそが、新しい情報の更新を必要としている。

 「海の京都のプロジェクト」(国土交通省と京都府)以来、何年か振りで、オーガニックの生産加工現場、梅本農園を訪問する。海の京都で訪れた伊根の舟屋を再訪することも楽しみの一つだ。ツアーには、20人ほどが参加すると伺っている。新しい名刺をたくさん配ることになるのだろう。

 そのためには、健康な状態で現地に到達しないと、、、