先週まで、厳しい環境の中で対面授業へのご協力、ありがとうございます。課題#3の採点を終えました。今回は、S評価が5人です。これまでと同様に、ブログにアップしたいと思います。今回の第3課題は、質問が個人的な内容を求めています。公表したくない方も多いと思います。その場合(未提出)でも、評価には全く影響はありません。
<S評価者のリスト>
以下の5人が「S評価」です。
可能でしたら、わたしにワードファイルを送ってください。ブログにアップして紹介させていただきたく思います。
・吉澤佐江子さん、・新家彰さん、・木村篤さん、
・西川雅明さん、 ・緒方麻子さん
<小川からの感想>
1 ほとんどの方が「A+」の評価になっています。5人以外の方でも、S評価に近いかたがほとんどでした。正直に申し上げると、それ以外のかたにSスコアが与えられず、とても申し訳ないと思っています。それくらい優秀なレポートばかりでした。それは当たり前のことで、各人のライフヒストリー(人生経験)はかけがえのないものです。それぞれに重みがあります。皆さんの経験はすべて、わたしの心を打つものばかりでした。
2 以下に、3つの質問(1~3)を再掲しますが、S評価とA+評価の違いは、以下のような点だと理解してください。
(1)A4一枚で収まっていない場合は、内容がどんなに優れていても、「A+」の評価になっています。わたしは、簡潔・明快にレポートを書くことが、最大の評価点だと思っています。ビジネスや授業内でのプレゼンテーションでも事情は同じです。
(2)今回の課題では、かなりの程度に「感情的・情緒的」(エモーションナル)な質問に答えることが要求されています。だからこそ、論理的に抑え気味に文章を書くことが大切です。読み手(採点者)は、内容や書き手が置かれていた状況に、いつでも感情移入ができるわけではありません。そこを補うためには、論理性と文章のまとまりが必要です。
(3)課題に対する皆さんの回答を読むことは、授業を運営するわたしにも「希望」を与えてくれました。”苦難の道”を歩んでいる途中で、ひとつの選択肢として「法政大学の経営大学院」を選んでくださったことに感謝します。また、この大学院の創業者(とりわけ診断士コースの発案者)のひとりとして、イノベーションマネジメント研究科を作ってよかったと思うことができました。感謝します。
<質問(再掲)>
(1)これまでの出来事を振り返ってみて、誰に、どのような出来事に、どのような経験に、自分自身の人生は最も影響を受けたと思いますか?
(2)リーダーシップを育む上で、これまでの人生経験から得た最大のインスピレーションと情熱はなんでしたか?
(3)過去に経験した失敗や失望のせいで今でも、何かしら手かせ足かせを感じていますか?それともそれらを見つめ直して教訓を引き出していますか?