日本フローラルマーケティング協会(JFMA)は、日本能率協会(JMA)と共催で、「フローラル・イノベーションEXPO 2019」を東京ビッグサイトで開催することになりました。新たな付加価値を創出し、花の消費を拡大するための専門展示会です。同時開催は「アグロ・イノベーション2019」などです。
<解説>
わたし(JFMA会長、小川)としては、この展示会をJFMAの展示会ビジネスへの再チャレンジとして位置付けています。JFMA(花き業界)が展示会ビジネスでは定評があるJMA(日本能率協会)と組んで、新たな需要創造とイノベーションの普及に挑みます。
従来の展示会が主目的として掲げている商談の成立だけではなく、業界内での情報の共有やトレンド発信の場を提供します。重要な目的のひとつは、花や植物に関わるライフスタイルの提案、生産・加工・流通技術の相互学習を促進することです。
また、本展示会は、隣接業界(野菜・果物、土、農業ITなど)のEXPOと共同開催です。業界の垣根を越えて、相互の技術交流や需要創造でのコラボレーションを創発することも期待できます。
<開催概要>
◆名称:フローラル・イノベーションEXPO2019
◆会期:2019年11月20日(水)~22日(金) 10:00~17:00
◆会場:東京ビッグサイト 西展示場
◆主催:一般社団法人日本能率協会
◆共催:一般社団法人日本フローラルマーケティング協会
◆予定規模:200社/250ブース
◆来場予定者:15,000名(同時開催を含む)
◆同時開催:アグロ・イノベーションEXPO2019、野菜・果物ワールド2019など
<開催趣旨>
「最近1年間に花を購入した」人は、2009年には74.8%でしたが、2018年には45.4%に減少しています(JFMA調査)。それに伴い、栽培農家も減少しています。このような現状を打開し、花き業界の発展をはかるには、日常生活や公共施設等での利用促進、新たな付加価値の創出による需要喚起といった国内消費の拡大や、輸出の促進が不可欠です。そして、それらを実現するために品質や日持ち、輸送技術の向上や、輸出を見据えた海外での認知度向上も必要になります。こうした課題を解決をはかるべく、日本でいち早く施設園芸の展示会を立ち上げた日本能率協会が、花きに関する研究開発から生産、加工、流通、販売まで一堂に会する専門展示会を「フローラル・イノベーションEXPO 2019」を新たに開催します。
現在出展者を募集しており、出展料金がお得な早期申し込み締め切りは、2019年5月31日までです。通常の申し込みの締め切りは、2019年の8月2日(金)です。お問い合わせは事務局まで(03-3434-1988)