人間関係や仕事には、終わりもあれば始まりもある。先週開催されたIFEX2018(国際フラワーEXPO)が15年で幕を閉じた。そして、わたしが関与してきたイベントや会社が、近々に閉じる予定が数件が出てきそうだ。今年は親しい友人の何人かとお別れをすることになった。悲しいことだが、人間には寿命がある。
それとは対照的に、この秋から冬にかけて新しい仕事(プロジェクト)もスタートする。これまでは観察対象だった企業のアドバイザーを新しく務めることになった。客観的な評価対象だったので、直接経営にタッチすることは避けてきた。その禁を破ることになる。大きな基本ルールの変更だ。
そして、今週末には、家族の住まいの形態を変えることになる。3人の子供たちが巣立って、いったんは「空の巣」(Empty Nest)になったファミリーが再結合する。ただし、今度は嫁とふたりの孫が一緒についてくる。家族を再編成するのは、子供たちとわたしたちが人生の新しいステージに立ったからだと思う。
環境の変化に素早く対応する。これまでも、面倒でつらいことはあったが、変化をすることをよしとしてきた。即決と変化対応は自分の個性だと思っている。
わたしたち夫婦は年齢を加えて、「休息のモード」に入る。子供たちファミリー(次男の家庭)は、嫁が産休中でかつ共稼ぎでたんへんだ。世間一般でもそうかもしれない。しかし、だから、彼らには何らかの助けが必要になる。わたしたちから申し出て、両家族ともに棲み方が変えることにした。
葛飾区に建てた3階建ての二世帯住宅が、先月末に無事に引き渡しになった。昨日は、懇意にさせていただいている造園やさん(山田雄太郎さんの事務所)に和風の坪庭を依頼した。そして、本日は、二台分の駐車場と玄関の手すりが完成した。これで外周りの工事作業は終わりになる。
あと残すは、千葉県から東京都への引っ越しだけになった。10月21日、今回も引越しのサカイに荷物の運搬をお願いしている。片付けが苦手なわたしは、すこしばかり「引っ越しブルー」になっている。引っ越しの翌々日が、67歳の誕生日にあたる。こちらは、毎年の「誕生日ブルー」である。
本日は、気持ちを取り直して、仲間とIFEXの15年間について語り合いたいものだ。また、新しい取り組みや出会いがあるかもしれない。希望をもって、新しい友人やプロジェクトを待ちたいと思う。
心の準備を忘れてしまうと、貴重なチャンスを見逃すことになりかねない。去る者は追わず、、、来たるべき機会は見逃さず。