まずは、この記事を読んでいただきたい。『朝日新聞』が昨日(23日)報じたもので、Yahoo!ニュースにも転載されたので、日本人の多くがこの事件を知ることになった。JR東海の対応はわからないが、パンを消費することに問題は全くない。腹を壊す乗客など出るわけがないのにである。
「新幹線内で足止め客に賞味期限切れパン配布 JR東海」
2017年10月23日17時18分(朝日新聞オンラインからの配信)
「JR東海は23日、台風21号の影響により熱海駅(静岡県熱海市)で停車していた東京発静岡行きの東海道新幹線「こだま」の乗客に、賞味期限が約2カ月過ぎた非常食のパンを配布したと発表した。乗客から、健康被害の訴えはないという。
JR東海によると、23日午前3時ごろ、車内で夜を明かす乗客に、駅で備蓄する5年間保存できる缶詰入りのパン128食を配布したところ、乗客から賞味期限切れだとの指摘を受けた。パンの賞味期限は8月12日と20日で、15食を回収したという。」
この記事の存在を、友人の井出留美さんにお伝えしたところ、次のようなお返事があった。ご本人の許諾を得て、ここに添付する。メディアの無知には困ったものだ。朝日新聞の報道は、それでもましなほうかもしれない。
井出さんは、『賞味期限のウソ』の著者である。コメントに、まったく同感である。
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小川孔輔先生、
記事のお知らせありがとうございました。
朝日新聞の記事が転載されたYahoo!Newsはこちらです。
記事の後ろに、私のオーサーコメントが掲載されています。
思うに、
JR東海・指摘した顧客・報じた朝日新聞の
三者とも、賞味期限とは何ぞやを理解していなかったと
推察されます。
報じたメディアは、この記事を通して、読者に何を伝えたかったのでしょうか。