JFMA南米研修ツアー2015(#11): 日本各地からマクドナルドの閉店を知らせるメールが届く

 ボゴタ発アトランタ行きのデルタ航空の中から。機内のWi-Fiに接続してブログを書いている。今朝の7時にコロンビアを離れたこの便の行き先は、コカコーラの故郷の町、ジョージア州アトランタ。映画「風と共に去りぬ」の舞台にもなった”南軍”の首都である。


ご存知のように、コカコーラとマクドナルドは兄弟ブランドだ。どちらも、米国を代表するブランドで、マクドナルドで提供されるコーラは、創業からペプシではなくコークだった。ちなみに、競合のバーガーキングはペプシと組んでいる。
 偶然のことだが、あと1時間もすると、DL980便は、コカコーラの町アトランタに着陸する。市内観光と店舗観察の予定だから、マクドナルドの店舗を観察してみようと思っている。
 たまたまいま、機内サービスで飲み物がサーブされている。わたしは迷わず、”Coke, please!”と叫んでしまった。妙齢のCAさんには、このジョークがあまり受けなかった。サービスのつもりだったのだが、残念。

 マックの追加閉店(100店強)は、6月中間決算が過去最悪の赤字となった時点で新聞報道があった。決まっていたことなのだが、わが友人たちからもたらされる閉店情報は、エモーションな内容ばかりだ。惜別と危惧。

 新宿区の神楽坂に住んでいる花畑裕香さんから、旅行に立つ数日前にメールをいただいた。
 「うちの近所のマック2店舗閉店するようです」と、閉店のクーポン券を写真で撮って添付してくれている。
 神楽坂店と神楽坂駅前店が、10月31日の今日、同時に閉店になる。この二店舗は、わたしが大学院の授業でしばしば観察に使っている観察基準店である。なくなっては困る店だ!駅前店の方は、客は結構入っていたはずだが、サービスと店内の雰囲気、クレンリネスは最悪だった。

 今朝方は、同僚の高田朝子先生から悲しみのメールがバスの中のわたしに。
 「マクドナルド成城店が25周年で閉店です。黒山の人だかりです」
 これに続いて、
 「お店の人が涙を流しながら閉店をしていました。^_^よく考えると中学生の頃よく行った気がします。24時間店舗なので多くの芸能人が夜中にいたらしい。近くに撮影所があるので」
 
 高田さんによると、成城の店は旗艦店らしい。そして、
 「ここがクローズになるという事はかなりマクドナルドまずいかもしれません」との心配を。

 さきほど、アトランタ中心部にあるLenox squareで買い物をした。プレミアムなモールのフードコートに入っているのは、やはりチポトレとチックインフィレだった。マクドナルドはそのレベルには届かない。