朝方に、自著(CS本)のアマゾンランキングを見ていたら、1年半前(2013年3月)に出版した『流通チャネルの転換戦略』が、2位になっていることを発見した。原著は、カストゥーリ・ランガン著で、小川孔輔(監訳)、小川浩孝(翻訳)である。
正確なデータは、朝8時の段階で、「Amazonベストセラー商品ランキング: 本 – 10,346位」である。 「2位 ─ 本 > ビジネス・経済 > 産業研究 > 流通・物流」は、思ってもみなかった結果である。良書なのに、販売にはやや苦戦していたが、この時期になってうれしい誤算である。
ビジネス書としてではなく、アカデミックな著書として売れているらしい。今後が期待ではある。
書誌情報を紹介する(アマゾンのデータ)
内容(「BOOK」データベースより)
強大なパワーを持ったメーカーが流通業者を支配しようとする、あるいはその逆、といった対立の中で顧客が置き去りにされてはいないか?顧客視点を中心に据え、チャネルに参加するプレーヤーたちが真のパートナーシップを築くことを目指して、新概念「チャネル・スチュワードシップ」を提示する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ランガン,V.カストゥーリ
ハーバード・ビジネス・スクール教授。インドでエンジニアリングの学位取得後、ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクールでマネジメントの博士号を取得。渡米以前は多国籍企業のセールスやマーケティングの担当者として実務経験を積んだ。ハーバード・ビジネス・スクールでは、MBAコースのマーケティング全般で教鞭をとり、経営幹部向けのB2B戦略、企業の社会的責任に関するプログラムなどでも教えている
ハーバード・ビジネス・スクール教授。インドでエンジニアリングの学位取得後、ノースウェスタン大学大学院ケロッグスクールでマネジメントの博士号を取得。渡米以前は多国籍企業のセールスやマーケティングの担当者として実務経験を積んだ。ハーバード・ビジネス・スクールでは、MBAコースのマーケティング全般で教鞭をとり、経営幹部向けのB2B戦略、企業の社会的責任に関するプログラムなどでも教えている
小川/孔輔
1951年秋田県生まれ。74年東京大学経済学部卒業、78年同大学院博士後期課程中退、79年法政大学経営学部助教授、82年~84年カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、86年法政大学経営学部教授(~2010年)。現在は法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科教授。2000年より日本フローラルマーケティング協会会長を務める
小川/浩孝
1962年愛知県生まれ。85年國學院大學文学部卒業、96年ノースカロライナ大学チャペルヒル校MBA、2003年法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(社会人プログラム)。ジャパン・マーケット・リサーチ・ビューロー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、マースジャパン、キンバリークラーク・ヘルスケアを経て、現在ビレロイ&ボッホテーブルウェアジャパン株式会社代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)