松川弁当店が、9月末に新宿高島屋に出店することになった。打ち合わせのために、米沢にきている。熱帯性低気圧のせいか、どんよりした天気だ。朝6時に起きて、高畠駅前の緑道を走ってきた。往復6K。そのあと、駅前の温泉に。いいお湯だった。
これから、朝ごはんを食べて、松川弁当店の工場で打ち合わせに入る。高畠から米沢駅まで戻ることに。おきたま農協の渡部さんが、宿泊した駅前温泉宿まで迎えに来てくれることになっている。松川弁当の佐藤さんと鉢合わせになりそうだ。
(連絡がうまくいかず、実際にそうなってしまった。)
東京にいるはずの林社長が、昼前にひょっこり工場にあらわれた。事情があって、夕方からの東京でも打ち合わせが、米沢の本社になった。台風が来る中での帰郷だった。
結論をいえば、9月25日から10月1日までの高島屋での開店記念フェアは、お弁当の具材(パーツ)をばらして、惣菜にして販売することになった。花畑さんと新幹線の中で考えたアイデアだった。林社長もそれに近い考えだった。
そして、高島屋への出店も、「べこや」ではなく、「松川弁当店」のブランド名でいくことに。
惣菜用に「ばらばらにする」パーツとしては、
1 豚肉巻きのおにぎり(工場で発見)、
2 紅ザケの寿司めし(林社長推薦、米沢の祝い料理)、
3 シメジと高菜のたわらご飯
(学生たちが発案した山形プレミアム弁当のパーツ)
4 米沢牛のメンチカツ(花畑さんのアイデア、三越での経験から)、
5 米沢牛入り肉団子(松川弁当のパーツ)、
6 プレミアム特製ハンバーグ(米沢牛入り)
7 その他、候補部品はいくつかあった
(季節的に栗おこわとか、芋煮の部品とか)
弁当店が惣菜売り場を運営するとして、すぐにできることは、1~6のような素材を作りこむことだろう。部品のパーツの大きさを変えて、適当な値段をセットして。
地方の弁当店が、東京のデパ地下で惣菜を販売するには、アイデアとオペレーション面でさらなる改善が必要なようだ。
未知の分野だが、それでも、チャレンジしてみる価値はあるだろう。