9月6日付読売新聞に経営学部小川孔輔ゼミナールの記事が掲載されました!
来月発売 秋の彩り山形らしさ
山形新幹線などで販売される駅弁製造の老舗「松川弁当店」(米沢市アルカディア)は、法政大学経営学部の学生らと新作駅弁の共同開発を進めている。学生らが都内の会社員らを対象に行った意識調査を参考に、山形らしくて彩り鮮やかな秋の駅弁が、10月から販売される予定だ。
同社の林真人社長が昨冬、法政大の小川孔輔教授(マーケティング論)に依頼し、ゼミの学生6人が今年4月から弁当のメニューやパッケージ作りに協力することになった。
学生らは、松川弁当店の駅弁が販売されているJR東京駅周辺などで約300人規模のアンケートを実施。弁当を購入する際、色合いやヘルシーさを重視する意見が多かったことなどを参考に、複数のメニューを検討してきた。
4~6日は、学生6人が同社で、具体的なメニューや容器について話し合い、米沢牛の芋煮などを試作。芋煮や地元のみそを使った焼き肉などのメニューが決まった。
同学部4年の宮本美咲さん(22)は「肉を使った弁当は、種類が多く、アイデアが出尽くした感じもあるので、苦労した。野菜や色鮮やかさを出すなど、工夫したい」と話していた。
小川教授は「教室で話し合うだけでなく、学生が実際にものづくりを経験できる貴重な機会になった」と満足そうだった。
同社は10月上旬から、共同開発した新作駅弁を1日100個ほど限定販売する計画だ。