今週は、4社の経営トップにインタビューさせていただいた。サザビー鈴木社長、ファーム久門社長、ユナイテッドアローズ重松会長、ルイ・ヴィトン・ジャパン創業者、秦顧問の4人である。
本来の面談目的は、日本ショッピングセンター協会アカデミー（＠法政大学）のセミナー講師として講演をお願いしていたので、その打合せである。わたしはちゃっかり人間なので、同時に、来週24日からはじまる「JFMAフリーペーパー」の都内店舗での配布を依頼してみた。
4人ともそれぞれのかたに、印象深い話を伺っている。今週末には、順番にそのときのインタビューの様子をアップすることにする。感激したのは、ついでの依頼だった「フリーペーパーを発行し、新しい花の需要を開拓する試み」に対して、一人の例外も無く全員の経営者が賛同してくださったことである。5月24日から、都内の4店舗でMPSの花（農薬や化学肥料の使用を抑制した環境にやさしい花）をテスト販売する。テスト店舗の周辺のサザビーやUAの店舗で、MPSを特集したフリーペーパーが配置されることになる。
正直に言うと、サザビーのアフタヌーンティーリビングやユナイテッドアローズのグリーレーベルの旗艦店舗に、まさか花がテーマの地味めのフリーペーパーを置かせてもらえるなどとは思ってもいなかった。確率５％のくじをふたつ続けて当てたようなものである。
ちなみに、アフタヌーンティーとアローズ以外には、着物のなでしこ（丸井店内）、美容院の田谷（都内数店舗）、惣菜RFのBeOrganic（名古屋のミッドタウン）などでの配布を予定している。農業と商業分野の接点にある「環境への取り組み」が、ライフスタイル提案型の小売経営者には大いに支持が得られそうである。確かな手ごたえを感じる一週間であった。
本日の午後は、西武ドームの「第9回国際バラとガーデンショウ」に行くことになる。出展者のネームタグをいただいている。NHK主催のブースに、MPS生産者の花が展示されているはずである。来場予定者は、約25万人だそうである。毎年わたしたちが幕張で開催しているIFEX（10月11日～13日）の来場予定者のちょうど10倍である。実は・・・おばさんパワーが怖い。
