書評・映画評【良書、紹介】弘中惇一郎(2021)『生涯弁護人:事件ファイル1』講談社(★★★★★) 先週、関西出張に向かう新幹線のぞみ号で、新大阪まで移動中に「はじめに」と「あとがき」を読んだ。全体の概要を把握した後で、第一章「国策捜査との闘い」(村木厚子氏)を帰路に読み終えた。壮絶ながら、筆者の淡々とした筆致に感心した。地頭がいい人とは...2024.01.22書評・映画評