失敗レースの原因、稲毛夕焼けマラソン(ハーフ)

 稲毛海浜公園の外周3Kを7周するレースに参加した。ハーフを走るのは、ほぼ半年ぶりになる。ほんとうに夕焼けの海岸を走るレースで、本来ならば気持ちよく走れるはずだった。結果は、1時間57分59秒。総合90位(203人中)、55歳以上男子8位(19人中)。失敗レースになった。



 フラットなコースなので、ふつうは1時間50分前後で走り切れるはずである。ところが、4周回目から猛烈にお腹が空いてきた。10時から法政大学で研究会があったので急いでいた。朝食は、ヨーグルトとオレンジジュースだけ。昼も忙しかったので、おにぎり一個を食べただけになった。
 いったん千葉の自宅に戻ってから、車でマラソン会場の稲毛海浜公園に向かった。電車で行きたかったのだが、稲毛(海岸)駅から25分ほど歩かなければならない。仕方がないので、車で出た。本当は、ドラッグストアに立ち寄って、サプリメント(アミノバイタル)を補充したかったが、道路が混んでいて買っている時間がない。
 シルバーウイークの初日で、幹線道路(船取線)は大混雑だ。稲毛駅近くのコンビニに寄って、どうにかヴィダインゼリー一個だけ購入できたが、慌てていておにぎりを買い忘れてしまった。それでも、受付時間ぎりぎりで駐車場に車をとめて、受付にはやや遅れてエントリー。

 周回3KM。松林の中で、コースはややくねくねしている。折り返しが多いコースは、コーナーで大幅に減速する。良いタイムがでないことが多い。前回、ここを走った時も、あまりタイムがよくなかったことを思い出した。
 案の定、3周目までは、15分~16分台(1K5分+α)で回ったが、4周目から減速してしまった。大ブレーキになった原因は、はっきりしている。3周目の終わりあたりから、猛烈にお腹が空いてきたからだった。悪いことに、スポーツドリンクの補給場所が見つからない。
 4周目に、まちがって手に取って補給した水が、実はスポーツドリンクだった! つまりは、水とスポーツドリンクの表示がまちがっていたのだった。一周目から、ボランティアのひとに尋ねるんだった。スポーツドリンクがないものだと思って、レースをあきらめていた。
 レースを体験した人はわからないだろうが、マラソンはけっこうメンタルなスポーツである。ちょっとしたこと(水の補給に失敗)が、心理的には大きなダメ―ジになる。オリンピックの予選で、川内選手がドリンクをとり損ねた失敗をテレビで見た方もおられるだろう。

 ともかく、今回のレースの失敗は、カーボローディング(炭水化物の摂取)とサプリメント(持久力向上効果)の補給に尽きる。次回は、23日の検見川クロスカントリー(2時間の持久走)になる。ローディングの失敗は絶対にやらない。サプリメントの補給は、本日から開始する。
 しかし、ハーフマラソンで、この一年間、1時間50分を切れていない。悔しいなあ。9月27日は、渡良瀬ハーフがある。この大会は、フルマラソンだった頃に、はじめて4時間を切ったレースだった。2014年の東京マラソン以降、けがで記録がのびなくなった。われながらの復調を期待したい。