韓国・済州島マラソンを走るために、成田空港に向かっています

 おはようございます。成田に向っています。済州島マラソン(フル)を走ってきます。昨日も、終日セミナー「とことんオーガニック」で、練習がまったくできていません。今度ばかりは、ハーフ地点で休止もありえます。千葉の外は雨です。湿度が高い状態が続いています。梅雨ですね。


成田空港では、韓国のマラソンツアーに合流します。今回、済州島に招待してくれた中島君(法政大学ビジネススクールの元院生)と一緒になります。成田で会えるはずです。
 本日の午後には、現地でマラソンツアーから離れられる夕方にかけて、中島君の叔父さんと済州島アウトレットモール開発の視察をします。そのあとで会食。人口60万人、観光客が年間300万人訪れる場所で、アウトレットモールが成立するのかどうか。これがテーマです。不動産を開発するための土地と資金はあるようです。
 もともとの視察目的は、アウトレットモールのFS(事業化調査)でした。済州島マラソンは、あくまでも、「おまけ」です!
 
 ところで、昨日の「とことんオーガニック」、参加した方たちの印象はどうだったでしょうか?第一回の調査の報告会でした。多くの企業の方に、協賛もいただきました。午前中の対談では、調査の報告会を第一目的としました。こちらは、所期の目的が達成できたと思っています。
 最後まで、一緒だった坂崎潮さん(フローラ21)には、午後のプログラムについて、「ちょっと踏み込みが足りなかったですね」との感想をいただきました。わたし自身も事前にそのことを心配していました。セミナーを一緒に企画運営している相方の徳江さんが、大震災以降には、福島原発問題に心理的に引っ張られていたことが懸念材料でした。
 東北地方(とくに福島)では、いま有機農業ができる状態にない。その環境下で、オーガニックを議論できるのかどうか?という心配です。会の推進の主体が迷っていると、それが進行に反映してしまう。だから、この点については、10日前に本人と会って、「迷うな、迷うな」と呪文をかけたのですが、まだ冷却効果が不十分でした。

  実は、オーガニックについては、もっと議論すべきことはあります!と主張しました。シンポジウムのパネルでは、有機農業の技術問題や流通の壁について、言及が十分に及びませんでした。
 あれやこれや、いろいろ問題を残しました。次回の課題です。
 すべては、OMR協議会(志村なるみさんは、「オーガニック、ジェネレーション」と命名)の発足後になるようです。
 
 それでは、済州島に向けて出発します。