昨日で55歳になりました(近況報告)

 おはようございます。昨夜で55歳になりました。四捨五入すると・・・赤いちゃんちゃんこを着る60歳になりました。


50歳の時は、自分で誕生会を組織して、友人、家族から盛大にお祝いをしてもらいました。
 あまり聞いたことがないでしょうが、自分で誕生会をしたのは本当の話です。その後、わたしの個人的な運命は「暗転」しましたので、これから50歳を迎えられる方は、あまりわたしのマネはしない方がいいと思います。翌年1月に橋本さんが急逝し、学部長を引き受けざるを得なくなりました。
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 以下、55歳になったので、めずらしくまとめて、わたしの近況を報告します。

 花の業界団体JFMAは、今月から社員が6人になりました。世間の一般動向と同様に、女性上位です(男2、女4)優秀な会社は、どうしても女性上位になりますね。専務理事兼社長には、今年3月、キリンアグリ事業カンパニーを退職した松島さんをスカウトしました。MPS(花き産業総合認証プログラム)を事業化するためです。MPSフローラルマーケティング(株)を5月に設立、10月には認証を開始しました。マスコミの援護射撃もあり、会員募集は本当に絶好調です。

 一昨年から主宰している東京フラワーエキスポ「IFEX2006」は、先週に終わりました(19~21日)。今年から規模が拡大したために(海外25カ国から600企業参加)、幕張メッセに会場を移しました。3日間で2万8千人参加でした。これは正直な登録者ベースの数ですので、一般に発表するときは、その3倍の10万人くらいと言われています。とりあえずは、大成功でしょう。来年は、ガーデンフェア(GARDEX)を併設します。@虎ぬ狸の皮算用では、幕張メッセで1200コマ!と予想発表しています。近い将来1800コマまで行ければ、東京モーターショウの規模になります。

 これまで3年間、科研費補助金で研究してきた「有機野菜の流通」は、農文協(農業分野で定評のある出版社)から、来年3~4月にかけて研究書として発売されます。いままでときどき、同社の雑誌から原稿依頼を受けていたことが縁になりました。教訓:原稿は何でもとにかく引き受けておくものです。かなり分厚い単価の高い本になりそうです。身長の高さに本を積み上げのには貢献するでしょう。こんなことを言うと、またまた周りからひんしゅくを買いそうです。出版に当たっては、法政大学の「イノべーション・マネジメント研究センター」の出版補助金を受けました。  

 MBA卒業生の高瀬君(元JTB、現西武文理大学助教授)と、7年来の懸案事項になっている「日経:マネジメントテキスト、マーケティング入門」を書いています。はじめてから半年、遅々として筆が進みませんが、ほぼ半分を書き終わっています。IM研究科・マーケティング論の内容をふたりで文章化しています。これも3月~4月の出版予定です。

 「マーケティング移転研究」は、今年からはじめたプロジェクトです。これも、今年以降3年間、科研費の補助金を受けています。日経から依頼されている「アジア本」もあるのですが、4月以降にこちらのほうは着手の予定です。とりあえずは、韓国のプロジェクト(11月6日にソウル大学でシンポジウム開催)とタイ・ファイミリーマートとセブンイレブンの現地調査(11月22日~27日)に集中しています。大学院生と学部生が現地のフィールドワークを担当します。

 HPでもしばしば公表していますが、マラソンは、数年ぶりでタイムを更新中です。15Kは、4年ぶりで自己ベストを更新しました。また、2月18日の「東京シティマラソン」(フル)にエントリーしています。そのまえに、12月10日の「宮崎青島太平洋マラソン」(フル)にも出場します。

 わたしの唯一の心配は、目の病気です。このごろ、右目の白内障がずいぶんと進んだ気がします。左もあまり調子がよくありません。長い間、活字をたくさん読んできたこと(とくに若い頃)、PCで目を酷使してきたことが原因のようです。森のなかでの生活をすれば、病気の進行は防げるでしょうが、いまはその余裕はありません。

 それでは、しごとに出かけます。