京都嵐山、おばんざいの店「いのうえ」は、ビブグルマンの有名店だった

 ふらりと入った店が大当たり。そんなときはとても得をした気になる。金曜日(4月21日)、ともみとふたりでJR嵯峨嵐山駅の真ん前にある「いのうえ」で食事をした。娘の家まで行く途中、いつも前を通っていた店だ。それがそれほどの有名店だったとは。腰を抜かすほど、日本酒のつまみが美味しかった。

 

 恥ずかしながら、初めて「ビブグルマン」という言葉を知った。

 ビブグルマンとは、英語で”Bib Gourmand”(グルメのフランス語?)とつづるらしい。ミシュランガイド(星付き、1~3)には入らないが、「5,000円以下(サービス料、席料含む)で食事ができる、おすすめレストラン」を指す。ミシュランガイドにおける「安くてコスパのよいオススメの店」といった位置づけになっている。

 例によって、あまりの感動に、食事中に写真(店内と料理)を撮って何人かに送ってみた。ほどなくしてお店を検索したひとりが、「いのうえは、ミシュランのビブグルマンに選ばれています」と返信してくれた。おーそうなのだ。

 それにしても、こんな感動はひさしぶりだ。値段の高い高級店なら、美味しいのは当然。だが、ここはそうではない。内装などもふつうの感じだ。しかし、店内にはなぜか不思議な活気がある。

 

 入ってすぐの席にふたりで座ったので、店内全体が見渡せる。カウンターの大皿にてんこ盛りの材料を見て、まずはびっくり。出てきた二人分のボリュームに驚いて、ネタの新鮮さに3度目の感動。そして、最初に注文した煮タコやミル貝なんて、分量が多くて食べきれないくらい!

 うわばみの娘は、メニュー表からお気に入りの日本酒を探している。結局は、ふたりとも飲み過ぎてしまった。調子に乗ってしこたま飲んでしまったので、ビブグルマン基準で「おひとりさま5000円」ではおさまらず。合計13,500円。

 この感動を確認したくて、ネットでググると、つぎのようなお客様コメントに遭遇した。このひとも、おんなじ場面でこの店に到着したらしい。私たちと同じに、5時半スタート。

 「いのうえ」は、「井上」ではなく、ひらかなで店名をつづっている。これもまたよい。そのほうがおいしそうだ。

 

 

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「絶品おばんざいでビブグルマン、びっくりぽんや!!(^^♪」

 (*は、わたしのコメントです)

 

 マイレビ様のレビューで知ることができました。感謝<(_ _)>
 JR嵯峨嵐山駅前に、目立たなくひっそりたたずむお店です。

   (*)そうなんです、昼間は絶対にそんな店だとはわからない。

    夜でも、気をつけないと、暖簾を見落としてしまいます。

 

 これは、事前に知らなかったら絶対伺う事なかったでしょうね。

 一週間前に、予約入れたんですがもちろん土曜・日曜の夜はいっぱいでお断り、
 もう一度トライで、金曜日開店一番に伺うということで、予約受けていただけました。
   (*)むすめは、「絶対に予約入れな、あかんよ」と

    帰り際に、来週の予約まで入れてました。それでもテーブル席はすでに満席。

    カウンター席を4名で予約。来週の金曜日も京女のロング講義が跳ねたら

    今度は、林夫妻も交えて4人でまた行きます!

 

 カウンター端っこに着席、早速注文ですが、メニューとしてはカウンター正面に

 黒板に書かれたアイテムと目の前のうまそなおばんざいの数々から選ぶようです。

 事前に、レビューで確認してるんでその知識プラスでお願いしましょうかね。
 ただ、価格がのってませんのでやっぱりちょっと怖い・・・(;´д`)トホホ

   (*)これは、ちょっと怖いですが、ビブグルマン認定なので、

     決して高いことはありません。ただし、わたしたちのように飲み過ぎなければ。

 

 もちろんお味はいうことなしのトロトロ・ぷりぷり・コリコリ・・・メッサ日本酒とのマリアージュ抜群です。

 豚角煮と大根煮は、角煮トロトロで大根は今にも崩れそうなほど味がしゅんでいます。
 出汁まきにしても、ふわふわ出汁の香り半端ない焼きたていただけます。

 

 何をいただいてもさすがに、おいしくいただけます。

 ちなみに、お会計ですが、今日は総額10850円でした。

 気になる品といえば、ウナギ、岩牡蛎、賀茂ナス、ステーキ、アワビ、ウニ等いろいろ・・・
 何も気にせず、好きなものを好きなだけいただけるような甲斐性持ちたいですね。(笑)

 ごちそうさまでした。<(_ _)>