荒川・戸田橋公園で行われたハーフマラソンに、四か月ぶりにエントリーしていた。昨夜飲みすぎたので、参加はあやしかったが、今朝になって二日酔いから回復。埼京線の浮間舟渡駅まで無事に到着した。ただし、9時で気温は24度。スタートが10時だから25度は超えそうだった。
このパターンは、だいたい途中で大幅にペースダウンすることが多い。案の定、最初の10KMまでは、54分台で通過したが、二周目になって、1KMを5分30分で走るペースが保てなくなった。というのは、荒川河川敷のコースなので、ガード下以外には、さえぎるものがまったくないからである。
直射日光を浴びてしまうので、ランナーには逃げ場がないのである。わたしの顔も、両足のひざ下の部分も、真っ黒に日焼けしているはずである。あいにくのかんかん照りである。
さて、第三折り返し地点(13.5KM)のあたりから、スピードが急降下した。練習不足のわりに、10KMまでのタイムはまずまずだったから、楽々と2時間は切れるだろうと思っていた。楽勝ペースだったのが、じりじりと2時間オーバーのペースになる。そうなると(目標タイムが絶望的になると)、ランナーとしては、走る気持ちが維持できなくなってくる。
第4折り返し地点(18.5KM)で二時間切りが絶望になった。どうあがいても、残り2.5Kを12分30秒では走り切れない。となると、途端にペースがダウンする。ゴールまで2回ある給水所では、完全に立ち止まってしまった。水とスポーツドリンクを口に含んで、ついでにバナナのドライフルーツを食べてみる。元気はもう回復しない。
なんぼ水を飲んでも、焼け石に水である。足がけいれんしないだけましだ。というわけで、最後はよれよれでゴールイン。ゴールタイムは、まさかの2時間5分4秒。さすがに、2~3分くらいのオーバーと思っていたのが、完全に読み違えてしまった。
反省材料は、(1)練習不足。5月の練習距離は、トータルで140KMほど走っている。先々週の10KMレースにはそれでも十分だったかもしれないが、この暑さの中ではその程度では何の効果もなかった。
(2)前夜の飲みすぎ。しかし、お付き合いだから、アルコールを抑えるわけにはいかない。あくまでもアルコールの酒量と走行距離(タイム)を両立させてみたいと思っているから、これは言い訳にならない。
(3)気力の問題。どうも、昨年来、マラソンのペース展開が弱気になっている。ここは、(1)の練習量との関係もあって、心臓国負担がかかるレース展開ができなくなっている。
とりあえず、練習量を増やすしかないだろう。毎日走っているが、平均は5KM。隅田川沿いをもっと川下のほうまで、聖路加病院あたりまで走っていくか。木場公園コースの回数をふやすことにしよう。
それでも、ハーフの総合では45位、男子では43位だった。女子にはふたりしか抜かされていない。