2026-08-31

書評・映画評

【書評】橋本忍(2010)『複眼の映像:私と黒澤明』文春文庫(★★★★★)

本書を手にすることになったきっかけは、1か月前の『日本経済新聞』の書評欄だった。迂闊にも、日本でもっとも有名な映画監督の名前(黒澤明)は知っていても、日本で最も著名なシナリオライターの名前(橋本忍)は知らなかった。その人物が書いた自伝には、...