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【学生感想文】福島徹 著『福島屋 毎日買いたくなるスーパーの秘密』日本実業出版社
読書感想文優秀者4年生12名を2回にわけて掲載する。
2回目掲載:5名(立原敬太、矢島英、松山真理子、山崎大、慶野夢)
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『福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密』を読んで  4年 立原敬太


 私は小川先生から「福島屋」のことを教えていただかなければ、福島屋のことを知ることは無かっただろう。毎日乗換駅として使っている秋葉原駅の近くに店舗があるにも拘わらずだ。しかし、本書を読み進めていくうちに福島屋の魅力が伝わってきた。
 本書では「安売りをしない」「チラシを撒かない」という方針でありながら40年間黒字経営を続ける個性的な運営方法が紹介されており、小売業に携わる方々の悩みを解決するヒントが盛りだくさんである。
 今回は私のアルバイト先であるくすりの福太郎(以下福太郎)が陥っている「負の連鎖」から抜け出すためのヒントを探しながらページを捲っていくことにした。

 まずは、現在福太郎が陥っている負の連鎖について説明したいと思う。初めに断っておくが、これから述べる問題点はあくまで私がアルバイトをしている店舗が属しているエリアのものであり、福太郎全体の問題であるかは定かではない。
 私が考える福太郎の強みは「ポイント還元率が高いこと」である。通常は108円で1ポイントとなっており、他のドラッグストアと変わらない還元率だが、ポイントセールが凄いのである。ポイント2倍、5倍はもちろん、なんと10倍セールも行っており、還元率は10%にもなるのだ。また、楽天カードやnanacoとの併用も可能でポイントの三重取りもできるのである。
 しかし、このポイントセールが負の連鎖を生み出してしまったのである。簡単に言ってしまうと、ポイントセールをしないと売れなくなってしまったのである。「ポイントセールをしなければ売れない→セールを連発→お客様がセールに特別感を感じなくなってしまう+セール時に発行されたポイント割引券が大量に使用され売上が下がる→セールの効果が弱くなる」というように福太郎は負の連鎖に陥ってしまったのだ。
 奇しくも「セールをたくさん行う」「チラシをたくさん撒く」といったように福島屋の方針と真逆の状態になっているのである。

 本書を読み進めていて特に目に飛び込んできたのが「売るのではなく、伝える方法を工夫する」という言葉だ。お客様目線で正しく適切な商品の情報や魅力を伝えられる売り場を作ることで、お客様に納得して商品を買っていただくということである。
 私にはアルバイトを始めてからずっと疑問に思っていたことがある。それは「社員さん達が本当に売りたい商品を売っているのだろうか」という疑問である。毎月本部が決めた推奨品をただ売っているようにしか思えなかったのだ。聞くところによると、推奨品の販売目標の達成率がボーナスの査定に響くらしい。このことからも「お客様のために」というよりも「自分のボーナスのために」という意思の方が強い社員さんが多いのではないかと疑ってしまう。
 もちろん本部が定めた推奨品が良くないわけでもないし、お客様のことを第一に考えている社員さんもいるだろう。しかし、以前にお客様から「いつも買っている薬があったのだけど、店員さんに違うのを勧められて買いたい薬が買えなかったわ」とクレームをいただいたことがあった。商品を見るとしっかり推奨品に切り替えられていた。会社側からすると素晴らしいことかもしれないが、お客様にとってもそうとは限らない。

 私は薬を扱うドラッグストアでこそ福島屋のように「売るのではなく、伝えるを工夫する」べきなのではないかと考えている。お客様目線の情報を伝えることができる売り場を作り、安心安全を提供するのはもちろん、お客様自身が納得して買い物をすることができるようにするべきである。そうすることで商品だけでなく信用も提供することができ、お客様との関係がより強固なものになり、セールを連発する必要がなくなるかもしれない。セールで繋がれた関係よりも確かな信用で繋がれた関係の方がより強固なものになるのではないか。

 今回は内部告発のような感想文になってしまったが、福島屋の顧客志向の方針はどの業種にも参考になるだろう。業種は違うが4月から社会に出るので、困ったときには本書を教科書のように用いたいと思う。


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『福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密』を読んで  4年 矢島 英


 先月、ゼミ生で福島屋に訪れた。福島屋には行ったことが無かったため、どんな商品がおいてあるのか楽しみであった。行く前は、成城石井のような高級路線の駅前にあるスーパーをイメージしていたが、実際に行ってみると全く違った。確かに、全体的に価格帯は普通のスーパーと比べると高めではあったが、見たことが無い商品がたくさんあり、楽しく買い物をすることができた。
 福島屋は、品揃えのコンセプトについてはあまり決めていないそうだ。それよりも前に、「なぜ、何のために自分はスーパーをこの地域で営んでいるのか」「自分は何を、どうして売りたいのか」について、しっかりと向き合い、地域の良いもの、旬の物、質が良く安心、安全で、本当においしいものを取り揃えている。美味しいものを提供したいという素直な気持ちが経営を支えているのである。
 
 本書を読み、福島屋はいかに時代のニーズにマッチしているか、今後さらに必要とされるスーパーであることが分かった。そのことについてニ点述べていきたいと思う。

 一点目は、「売る」のではなく、「伝える」方法を工夫していることだ。商品を売るためには、広告にいかにお金をかけるかが重要なポイントだとされてきた。しかし、物と情報があふれかえっている社会では、もうその方法はうまくいかなくなってきている。確かに、大量のお金を払い、認知度を上げることも重要だが、それだけでは手に取ってもらえない。
 一方で福島屋は、チラシを出していないそうだ。ではどうやって集客を行っているのか、売れるのはなぜなのか。それは、お客様の生活を踏まえた品ぞろえと、その商品の魅力を売り場できちんと伝えるように努めていることが、そのままの販促活動に繋がっている。

 福島屋の売り場では、商品ごとに添加物の情報や、味わいについて説明するPOPが添えられている。中には、商品の概要を細かく説明しているものもあるが、できる限り、簡潔にわかりやすいPOPで表現するように心がけている。こうしたPOPにこだわるのは、商品を「売る」より前に、まず商品の魅力、お客様に役立つ情報を「伝える」ことが大事だと考えているからなのである。
 仕入れも「売れそうだから」ではなく、「この商品は本当にお客様の役に立つものか、喜んでいただけるものか」といった視点で判断している。
 どうしたら売れるかだけにこだわらず、お客様の目線で愛情と意思を持ち正しく適切なことを伝えればおのずと消費者はついてくるということがわかった。

 二点目、自治体からの依頼で地域活性化のお手伝いをしていることだ。
 現在、地方の農家は、美味しく良いものを作っているのに関わらず、赤字経営が続いていたり、高齢化や経営者不足などが続き農業は日本の危機に瀕している。

 福島屋は、全国の農家とのコラボレーションによって、数多くのオリジナル商品を開発しており、様々なところからお声掛けをもらうそうだ。各地の生産者や事業者との商品企画、商品開発、経営相談も行っている。生産者から直接仕入れるメリットは、市場では買えない作物がたくさんあることだ。生産者と直接コミュニケーションをとることによって、より安心安全で良質な商品を手に入れやすい価格で提供することが出来ることだ。
 このような積極的なコラボレーションは、地域おこし、街の活性化事業の支援にもつながっている。消費者には適切な価格で美味しいものを届けられ、生産者には適切な価格で利益還元を行うことが出来る。その一方で、福島屋の仕入れ先は、直接取引先だけで1000軒以上あり、とても非効率な体制をとっている。効率的でコストを抑えた流通システムを構築することが今後の課題となっている。

 今後の日本の農業を残すために、農作物の第ニ次利用やプラスアルファの価値を生み出し、今までにない新たなアイデアの提携などが求められる。それを積極的に行っている福島屋は、時代の最先端で、今後さらに必要とされるスーパーと言えるだろう。


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『福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密』を読んで  4年 松山真理子


 著書『福島屋』を読んで、私の所属する小川孔輔ゼミナールに存在する7ヶ条に共通する点が多々あると感じ今回そのうちの2つを紹介したいと思う。小川ゼミ7ヶ条というのは、ゼミの時間内外でゼミ生一人一人が常に意識すべき点を7つにまとめたものである。
 また、私は来年から社会人として仕事を覚えていくのだが、働く上での基本的な考え方や仕事の進め方など、勉強になる点も多かった。

 小川ゼミ7ヶ条の二つ目が「感謝の気持ちを大切にする」だ。著者は店舗の売り上げが悪く困難な時期もあったと語る。当時著者は、業績不振の理由を全て自分以外の人やもののせいにしていたようだ。しかし店が経営の危機に瀕している状態でも買い物に来てくださるお客様はいて、そのお客様の顔が思い浮かんだ時に感謝の気持ちが自然と芽生えたそうだ。そしてありがたいなあと思うようになると同時に、自分が売り上げばかりを気にし、お客様を見ないで商売をしていたことも気がついた。何のためにこの商品を陳列し販売しているのか、その根本的なことを見つめ直すことで、本当にお客様が望んでいるもの・ことがわかるようになったようだ。

 私は高校生の時に部活(ダンス部)で部長を務めた経験がある。初めて70人もの数をまとめるということもあり、初めは努力が空回りしていた。「こんなに一生懸命やっているのにどうして後輩は楽しそうではないのだろう、ついてきてくれないのだろう。」と悩んだ。しかし、ある日後輩に笑顔で「ありがとうございます!」と言われとことをきっかけに、自分には感謝の気持ちが足りていないことに気がついた。そこからは、年齢もスキルも自分たちとは違った後輩たちが、やりたいであろう練習メニューや振り付けを考えられるようになった。

 小川ゼミ7ヶ条の5つ目は「現場主義に徹する」だ。私は昨年、この言葉を胸にゼミのフィールドワーク活動に望んだ。具体的な活動内容としては、某コンビニエンスストアの選定店舗(1店舗)の売り上げ向上を目指し様々な販売促進を行うものだった。初めはある程度実際の店舗を見て、アプローチできそうな商品や陳列棚をいじっていたが、なかなか結果に繋がらなかった。そこで店舗に足を運ぶ回数を増やしたり時間帯別で調査をしたりと現場主義に徹したことで、見えてくるものがあった。例えばお年寄りの目線の高さに合わせた和菓子コーナーの展開や、お客様の店内導線に沿った商品の陳列など、工夫は良い結果としても現れた。

 著書でも現場主義の大切さを述べていることが特に印象的だった。4600パックものイチゴを完売させたエピソードは、著者自らが店頭でお客様に声をかけ反応のいいセリフや売り方を手探りで探した、まさに現場主義の成果だと感じた。
 また、仕入れと売り場を結んで考える力がスーパーでは大切だと述べられていた。この力も現場主義を大切にすることで養われていくのではないだろうか。現場で何が誰にどのように求められているのか、自分の目で観察することでベストな仕入れも見えてくる。私は将来仕入れのような業務を担う可能性がある。ゼミ活動で実際に体感したこと、著書を読み改めて思ったことを忘れずに、実際の業務に活かしたいと思う。

 福島屋の一番の魅力はスーパーなのに行くと何故かワクワクする高揚感や、何か良いもの面白い商品が置いてあるのではないか、という期待が膨らむところにあると思う。お客様がこれらの感情を抱けるのは、福島屋で働く全ての人のプロ意識や商品の安心・安全性からくる信頼のおかげだと思う。そこに加え、商品陳列から感じられる四季や、深掘りされた商品によるお客様自身の商品理解力向上がお客様を楽しませる要因でもあると思う。
 これらは私が将来働く業界(エンターテイメント業界)でとても大切なことだと思う。行くだけで何だかワクワクするような空間を提供する。一言で言えば簡単だが、その裏には長い年月を経て獲得したお客様からの信頼と、本当にお客様の求めるものへの理解が不可欠だ。
 そのためにも先に述べた感謝の気持ち、現場主義の大切さを忘れずに私もお客様から信頼される存在を目指したい。そして一人一人のお客様に「楽しい」と思っていただけるような空間作りに貢献したいと思う。


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『福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密』を読んで  4年 山崎 大


 本書は、著者である福島徹さんが経営する福島屋というスーパーマーケットがなぜお客様から支持され続けるのか、その経営の秘密を説いた一冊である。お客様の心をつかんだ福島屋の売り場の一番の特色は、「オリジナリティー溢れる商品とコミュニケーションを大事にした運営管理」であると書かれている。

 本書を読んでまず感じたのは、小売り業界だけでなく他の業界でも実践できるスタッフのマネジメントやアイディアが書かれているということだ。その一つが、グラフィック・ワークショップだ。グラフィック・ワークショップとは、売り場や棚の写真をもとに、部門主任、リーダー、スタッフ全員で見ながら意見を交わし、「売り場がお客様目線になっているか」を評価・改善していくものである。安売りはせず、チラシも打たないという福島屋では、商品の魅力を最大限訴求するための売り場改善だ。
 このグラフィック・ワークショップは、私がアルバイトをしている鹿児島料理店でも活用することができると思う。私のアルバイト先では月に二回、店長や料理長、マネジャーが集い新商品開発やクレーム処理などの会議が行われている。アルバイトは参加できないが、会議に行く前に店長からアイディアを求められ、私の案が採用されたことがある。具体的にはソフトドリンクとアルコールドリンクのグラスが同じため、間違えて提供してしまうというトラブルがあり、どうすればトラブルが発生しないかというものだった。それに対し私は、ソフトドリンクのみ提供する際ストローをさすという案を出した。この案が採用されて以降、ドリンクを間違えて提供することはなくなった。

 こういった事例があるので、私は上層部だけで会議をするのではなく、福島屋のように年齢や役職を問わずに会議に参加させて欲しいと感じた。また、写真を使って会議することで現場をイメージしやすくなりより具体的な意見が出ると思う。グラフィック・ワークショップは、人材育成の面でも有効であると本書では書かれている。意見を互いに言い合うことで、責任感やモチベーションが上がり、仕事に取り組むことができるそうだ。

 40年間黒字経営を続ける福島さんでも、失敗することはあった。2店舗目の売り上げに伸び悩み、半年間途方に暮れていたそうだ。その原因の一つに、社員のモチベーションの低下が挙げられていた。店長に業務の権限を与えず、福島さん一人で売り場のレイアウトや仕入れを行なっていた。その結果、福島さんは体調を壊したり、店長との関係性が悪化していってしまった。

 私も、似たような経験をしたことがある。私の性格的に、仕事はあまり他人に任せず出来る限り自分一人で行おうとしてしまうことがある。私は昨年、ゼミのフィールドワークでオリジナルのクラフトビールを醸造し、大学のOBを中心に販売するという活動をしていた。その際私は班長を担っていて、受注を頂いた顧客リストを管理していた。また、顧客との連絡も全て一人で行っていた。
 しかし、就活が始まりゼミとの両立が厳しくなり一人で追い込まれていた。そんな時に同期から言われたのが、「私たちにも仕事を割り振って。もっと信頼して。」という言葉だった。この言葉がきっかけで私は、もっと周りの人を信頼して仕事を任せようと思った。そして、自分の仕事量も減り就活とゼミの両立をすることが出来た。これから社会に出て働いていく上でも、この経験は大切であると感じた。

 本書を読み終えて、安売りをせずチラシを撒きもしないのに黒字経営を続けている福島屋の秘密が分かった。良い商品を自ら見つけ出し、適正な価格で販売する。他の大手スーパーマーケットに比べれば利益は少ないが、コアなファンを獲得し経営を続けてきている。また、「お客様に本当に美味しいもの、安全なものを届けること」という福島さんの理念を強く感じた。
 私は昨年末に秋葉原の福島屋を訪問が、他のスーパーマーケットでは見たことのない商品が多くありワクワクしたことを覚えている。これから先もオリジナリティー溢れる商品を提供し続け、人々から愛されるスーパーマーケットであり続けて欲しいと思う。


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『福島屋 毎日通いたくなるスーパーの秘密』を読んで  4年 慶野 夢


 本書は、スーパーマーケット業界において独特の立場を確立した【福島屋】の社長である福島徹氏のビジネス書である。地域密着型・広告を出さない・安売りをしないなど、従来の業界内の動きから逆走しているような企業である。
 本書を読む前は、「こんなに一貫した姿勢を貫いてどうして黒字経営が行えて、ましてやそれを継続出来ているのだろうか」と疑問であったが、読み進める中で納得する事が出来た。
 本書におけるキーワード「正直・愛情・思いやり」の大切さは、ビジネスに限らず全てにおいてとても大切であるということに改めて気づかされた。

 本書を読んで、私自身の体験として【ナチュラルローソン(以下NLと略)での活動】と【アルバイトでの経験】が頭に浮かんだ。まずはNLでの活動から触れたいと思う。
 私は本年度NL班に所属している。様々な企画や活動を行っているが一年間行い続けていることがある。それは棚の配置換えとPOP設置である。まさに、本書が一番熱量を持って伝えていた部分であると思う。

 私達NL班も未熟ながらも配置換えには相当の時間と努力を重ねた。店舗における地域性・メインの顧客層・商品のジャンル別売り上げなど、たくさんの項目を全て満たし、さらに今より売り上げを伸ばす陳列の仕方は何なのか、たくさん考えた。数週間後にデータが届いて売り上げが伸びていた時はとても嬉しかったし、努力が数字という目に見える結果として表れるというのはやはり充実感があった。
 だがそれ以上に私が感じたのは「今までよりたくさんのお客様が商品を通じて笑顔になったことが一番喜ばしいことだなあ」ということである。
 NLの活動を通して、売上を上げるための活動ではあったが最終的には商品を買ってくださるお客様に対して感謝の気持ちが溢れた。
 また、商品棚の陳列の大切さも学ぶことが出来た。商品の位置を変えることが売り上げに大きな差を産むというのは非常に興味深いし、真剣に向き合えば向き合うほどその奥深さや難しさがわかるものだなと身をもって体験することが出来た。

 次に、アルバイトでの経験について話したいと思う。福島氏が本書で何度も伝えていた【お客様に感謝の気持ちを忘れないこと】は、私自身もアルバイトで強く感じている。
 私は現在、野毛の小さなイタリアンバルで働いている。飲み屋街なのでたくさんの競合店があるが、うちのお店は10年以上続いている。私なりにうちの店の強みとして常連のお客様がとても多いことが挙げられると思う。

 私がここでアルバイトを始めたのは9月からなのでまだ歴は浅いが、毎日たくさんお客様が来てくれ、時には差し入れを頂いたり、お酒をごちそうしてくれる。そして何度もお店に足を運んでくれる事が何よりもこのお店が愛されている証拠であると思う。それは一朝一夕で出来たものではない、信頼によるお店とお客様の関係であると思う。
 毎日来てくれるからといって、適当な接客やかまけて甘えるような態度をとっていたら、お客様は離れていってしまう。お客様ありきのお店であることを店長がしっかりと態度で示してくれるからこそ、私のようなアルバイトもその背中からしっかりとお客様に対する姿勢を学んである。

 しっかり目を合わせて、笑顔で接客する事。お客様一人一人の日々変化する細かな変化に気付き、その時の状況に一番合っている空気を作る事。非常にシンプルであるが、忙しくて余裕がない時など、忘れてしまいがちである。小さな行いを、丁寧に愛を持って実行していくことでそれが自然とお客様に伝わり、売上以上にたくさんの幸せを獲得することが出来る、ということを学んだ。
 また、お客様を大切にすることで従業員同士のコミュニケーションも活発になりより良いものを築くことが出来たり、お客様の意見から新メニューが生まれたりと、お店とお客様がお互いに高め合える関係というのは良い事しか起こらないな、と思った。

 本書を通じて、ビジネスの本質を改めて知る事が出来たと思う。
 物事の本質はいつだってシンプルである事を忘れずにこれからもたくさん学んでいきたいと思う。

 P.S これが最後の読書感想文です。私の拙い文章も少しは成長したでしょうか。幼いころから本を読むことが大好きな私は、ゼミを通じて自分では選ぶことのないような本を読むことが出来て本当に楽しかったです。また、本の魅力を他者に文章として伝えるという作業も新鮮でした。
 このような機会を下さった先生に感謝と愛を。有難うございました。




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