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「誕生日の花:ギフトを辞退した理由」『JFMAニュース』(2017年4月20日号)
 「誕生日に花を贈ること」(2006年7月4日)というブログを、10年ほど前に書いたことがある。要約すると、だいたい次のような内容だった。
 ’間平均で20〜30人の女性に花を贈っていること、
 年末年始やクリスマスはもちろんだが、女性の誕生日に花をプレゼントすることが多い(最近は、フラワーバレンタインがプレゼント日に加わったので、年間50〜60束になった)、
 住んでいる場所(米国、オランダ、中国)や年齢(子供さん〜90歳代)がバラエティに富んでいること、ぢる花の種類は、基本的にはバラ。それも大分メルヘンローズからで、小川先生命名のブランド(Mーヴィンテージ・コーラル)を花束の中に数本を入れるようにしていること。

 花を贈る相手は、基本的には女性である。しかし、年齢では差別しないので、花贈りの対象者は、全方位かつ広範囲になる。一人だけ例外があって、10年間、ある男性にバラの花束を贈り続けている。ファッションセンターしまむらの創業者、島村恒俊さん(90歳)。誕生日が3月8日の「ミモザの日」(国際婦人デー)だからである。

 ところで、花を贈るようになったきっかけは、花業界の団体を組織するJFMAの会長だからではない。花の普及に責任があるという理由は、二番目である。決定的なのは、花を受け取った女性からいただくお礼の手紙や感激のメールがうれしいからだ。

 花贈りの習慣は、ゼミ生(四年生の女子)の誕生日に花を贈ることを思いついたことがきかっけだった。JFMAを創設する5年ほど前のことである。もちろんJFMAの会長になってからは、以前よりもたくさんの花をいろいろな機会に贈るようになってはいる。
 
 花贈りのメリットをもうひとつだけあげるとしたら、女性から誕生日や住所、場合によっては携帯の電話番号を聞き出すことができるからである。禁じ手なので悪用してほしくはないが、いままで連絡先を教えてもらえなかったケースはただの一例だけである。

 先日、連絡先を教えてもらったが、最終的に花束を受け取ってもらない二番目の事例が発生した。「辞退」のメールは、つぎのようになっていた。
 「小川教授(CC:内藤様) 返信が遅くなり、誠に申し訳ございません。せっかくですが、お気持ちだけ頂戴いたします。素敵なお話で、いただけたら嬉しいのですが、2匹のおてんばな猫と生活をしており、せっかくのお花を台無しにしてしまうので・・・申し訳ございません。季節の変わり目ですが、ご自愛くださいませ。T・Sより」

 実は次のようなメールを、約10か月前に受け取っていたことを思い出していた。「こんばんは。私の誕生日は4月25日です。私は自分の誕生日に捨てられていた子猫と出会ったことがあり、一番印象に残っています。その猫は今家族の一員です。かたちは様々ですが、ご縁というものはあるものですね。T・S.」

 そういえば、次男がJR東海に就職したばかりのときに、わが家もフェレットを一匹飼っていた。かみさんは花が好きなので、わが家にはいつも花が飾ってあった。しかし、思い出すと、このフレット(名前が「花丸」)がリビングのフロアを走り回っていた数年間は、お花が飾られる頻度が少なかったような気がする。植物を飾る趣味とペットを育てる行為には、トレードオフの関係があるのだと気がづいた。



| Kosuke Ogawa | 09:17 | - | - | pookmark |

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